本名：Carlos Irwin Estevez（カルロス・アーウィン・エステベス）
生年月日：1965年9月3日
出身地：アメリカ合衆国
職業：俳優

代表作
映画
プラトーン（1986年）クリス・テイラー 役
ウォール街（1987年）バド・フォックス 役
ヤングガン（1988年）ディック・ブリュワー 役
メジャーリーグ（1989年）リッキー・ヴォーン 役
ホット・ショット（1991年）トッパー・ハーレー 役
ランナウェイ（1997年）ジェームズ・ラッセル 役
最狂絶叫計画（2001年）トム 役
チャールズ・スワン三世の頭ン中（2012年）チャールズ・スワン3世 役

主な受賞歴
2002年　ゴールデングローブ賞　主演男優賞コメディシリーズ

日本でも広く知られているチャーリー・シーンさんは、アメリカ出身のハリウッドスター。1980年代にブレイクし、正統派アクション映画からコメディー映画、そしてロマンス溢れる恋愛物語など幅広い作品で最高の演技を披露してきました。

私生活では女性とのトラブルが多く、妻に対し暴行を加え問題になったことも。薬物にも手を出し、発砲事件も起こすなど極めて危険なスターでもあります。

「ヤングガン」「ホット・ショット」「ウォール街」など多くの代表作がありますが、最もチャーリー・シーンさんを有名にしたのは「メジャーリーグ」シリーズでしょう。

野球の世界をコミカルに描いたコメディー映画であり、チャーリー・シーンさんはリッキー・ヴォーン役を担当。野球の経験があったためすんなりと役に入り込むことができ、映画は全3作品公開されました。

「メジャーリーグ2」からは、とんねるずの石橋貴明さんが主要人物であるタカ・タナカとして出演。日本で公開された当時は、この点が最も注目を集めていました。

俳優としてアクション映画からコメディー作品まで活躍する一方で、私生活では危険な行為や事件を繰り返していたチャーリー・シーンさん。さまざまな顔を持つクレイジーな人物ですが、実は「アルプスの少女ハイジ」のペーター役を演じた過去があるそうなのです。

「アルプスの少女ハイジ」といえば日本では昔のテレビアニメが有名ですが、チャーリー・シーンさんが出演したのは、同じ原作を基に制作された映画「アルプスを越えて」。アニメ版とは全くの別人であるペーターを演じ、物語のラストではハイジと熱い口づけを交わしていました。

アニメと全く方向性が異なる作風に、天真爛漫なハイジのイメージが強い人ほど衝撃を受けてしまうでしょう。

ハリウッドスターとして十分な功績を残しながらも、数々のスキャンダルで悪名も広めてきたチャーリー・シーンさん。交際相手への発砲事件、薬物所持、3回もの離婚など、近年は悪すぎる素行の方が目立つようになっていました。

そんな最中にアメリカの生放送番組に出演したチャーリー・シーンさんは、急にエイズであることを告白。2011年から感染しており、2015年に告白するまで隠し続けていたのです。

HIVとも言われるエイズは、性感染症の一種であるウイルス性の病気。観戦してしまうと体の免疫力が極端に弱くなり、さまざまな病気を発症しやすくなってしまいます。完全に治療する方法は未だ見つかっておらず、エイズが原因で命を落としてしまう恐れも十分あるのです。

伝説のロックバンドQueenのボーカリストであるフレディ・マーキュリーさんも、エイズによって他界。「ボヘミアンラプソディー」が公開された影響でフレディ・マーキュリーさんを知り、エイズへの認識を改めた人も多いはずです。

エイズは感染者と肉体関係を持つことで感染し、避妊具を使用することで感染をほぼ確実に防ぐことが可能。しかし、チャーリー・シーンさんは避妊具を使用せずに女性と肉体関係を持っていたようで、そのうえ5000人の女性と関係を持っていたというのです。

元々女性に対する欲望は深く、ハリウッドスターとして全盛期だった頃から女性関係で世界を騒がせてきました。高校生の頃に彼女を妊娠させた経験もあり、3回も離婚を経験するほど別の女性への心変わりも早い不誠実な一面がありました。

節操無しに5000人の女性と関係を持ったことでエイズに感染してしまったものの、それでも自身の欲望に充実に生きたチャーリー・シーンさん。エイズに感染したことを相手の女性たちに隠し、感染の恐れがあるにもかかわらず気にせず肉体関係を持ち続けてきたのです。

チャーリー・シーンさんがエイズの公表を決意したのも、知人から約12億円もの金額を脅迫されていたからとのこと。相手の女性たちへの謝罪の意ではなく自己保身のために公表しただけであり、あまりに不誠実すぎるチャーリー・シーンさんに世界中から批判が飛び交いました。

日本でもこの件は大きく報じられ、チャーリー・シーンさんに失望する人が続出。ダウンタウンの松本人志さんも「男の風上にも置けない」と批判しました。

欲望に身を任せるまま女性と肉体関係を持ち、エイズに感染後も相手に黙って関係を持つ続けたチャーリー・シーンさん。自身の行いが祟ってエイズに感染したものの、現在も発症はしていないそうです。

体の様子を見て緩やかなペースで仕事を継続しているようで、2018年にアメリカのアーティストによる楽曲のミュージックビデオに出演しました。

チャーリー・シーンさんがエイズ感染を告白してから2年後、19歳だった頃に当時13歳だった子役俳優に暴行を加えたことが報じられました。

被害者である男性の告発によってこの件が明るみになりましたが、チャーリー・シーンさんはこの疑惑について否定。しかし、チャーリー・シーンさんはこれまで多くの悪行を重ねてきたため、この件もチャーリー・シーンさん側が嘘をついていると予想している人が大勢いるようです。