キャロル・ゴーンを誰なのか知らない人でも「カルロス・ゴーンの妻」と言えばわかる人は多いかもしれません。キャロル・ゴーンは日産の元会長であるカルロス・ゴーンの妻で、実業家として活躍している才色兼備な女性になります。

キャロル・ゴーンは2020年1月現在の年齢は「54歳」です。彼女の生年月日は1966年10月で、生まれた日にちはわかっていません。年齢のわりにはかなりの美人で、「54歳」という年齢を感じさせません。

キャロル・ゴーンの出身地は、カルロス・ゴーンの逃亡先である「レバノン」で、国籍についてはレバノン以外に「フランス」と「アメリカ」の合計3つあるそうです。

キャロル・ゴーンはレバノンの首都である「ベイルート」という街に生まれ育ちました。生まれたときの名前は「キャロル・ナハス」。彼女の詳しい生い立ちについてはわかっていませんが、レバノンからアメリカへと移り住み、長い間アメリカで生活を送っていたそうです。

キャロル・ゴーンはレバノンからアメリカに移り住んでからレバノン系アメリカ人の男性と結婚。その男性は金融系の会社に勤めるエリートサラリーマンだったようで、その頃から裕福な生活を送っていました。

キャロル・ゴーンは結婚してからアメリカで3人の子供を出産しました。長男は「アンソニー」という名前で、次男は「ダニエル」。そして、3人目は長女で「タラ」という名前で、3人とも着実にエリートへの道を歩んでいるのだとか。

キャロル・ゴーンの3人の子供はいずれもエリートとしての道を歩んでいるそうで、長男ダニエルは「ボストン・コンサルティング・グループのニューヨーク支店のパートナー」、次男は「モルガン・スタンレー」、長女は「ブラウン大学に通う大学生」だそうです。

子供たちはすでに自立しているだけでなく、エリートとして活躍していて、今後は彼女の子供たちも自分で事業を興すことがあるかもしれません。

キャロル・ゴーンは2009年に「CALM」というファッションブランドを立ち上げたことでも知られています。このブランドは主にコットンドレスを作っていたブランドで、ブランド名はキャロル・ゴーンとブランドデザイナーの名前から取られているそうです。ちなみに現在は経営には携わっていないようです。

キャロル・ゴーンは現在の夫であるカルロス・ゴーンと2016年に結婚しましたが、カルロス・ゴーンに前妻リタによると2人は「2006年頃から関係があった」と語っているようです。カルロス・ゴーンは過去にミシュランの北米戦略責任者をしていたことがあり、その時は彼もアメリカで生活していたことから「その頃に出会ったのではないか？」言われています。

キャロル・ゴーンはカルロス・ゴーンと結婚した際、世界的に有名な「ヴェルサイユ宮殿」で結婚パーティーを行ったそうです。この結婚パーティーはヴェルサイユ宮殿を貸し切って行われたもので、「80億円かかった」と言われています。

また、2人の結婚パーティーにはキャロル・ゴーンの3人の子供たちも出席していて、世界的なセレブが数多く集まったそうです。

キャロル・ゴーンの夫で日産の元会長であるカルロス・ゴーンは2018年11月に東京地検特捜部に逮捕されました。彼が逮捕されたのは「金融商品取引法違反容疑」で、自身の役員報酬額を実際よりも少なく見せた額を有価証券報告書に記載したことが要因となっています。

キャロル・ゴーンの夫であるカルロス・ゴーンが逮捕されたことによって彼が会長職を務めていた日産は、彼を会長職から解任することを発表しました。長年日産のトップとして活躍していましたが、逮捕によって彼の栄光は終わりを告げました。

キャロル・ゴーンの夫であるカルロス・ゴーンは「金融商品取引法違反」以外に「特別背任罪」でも逮捕されています。これは中東のオマーンにある販売代理店へ日産の資金の一部が不正に流出していたことが要因となっていて、保釈後すぐの再逮捕でした。

現在キャロル・ゴーンは夫であるカルロス・ゴーンとレバノンへ逃亡していることがわかっています。これは大きなニュースになり、2020年1月8日には夫であるカルロス・ゴーンが記者会見をすることがわかっています。今後どのような展開になるのかはわかりませんが、当分の間はレバノンで生活するのではないでしょうか。

レバノンへ夫と逃亡したキャロル・ゴーンですが、じつは現在彼女にも逮捕状が出ています。彼女の容疑は「偽証の疑い」とされていて、夫であるカルロス・ゴーンの裁判にて「証人尋問でうその証言をした」ということが要因となっています

キャロル・ゴーンは夫カルロス・ゴーンとレバノンに逃亡しましたが、日本とレバノンの間には「犯罪者引き渡し」の条約が無いことがわかっています。そのため、日本から引き渡しの要請があってもレバノンは応じる必要がなく、今後この事件はどのような展開を見せるのか全く読めません。