名前：ルイス・エンリケ・マルティネス・ガルシア
生年月日：1970年5月8日
出身地：スペイン
身長：180㎝
職業：元サッカー選手、サッカー指導者

ルイス・エンリケはスペイン出身のサッカー監督で、過去にはスペイン・リーガエスパニョーラの「FCバルセロナ」で監督を務めたこともありました。また、スペイン代表の監督を務めたこともあり、監督としては非常に高い評価を獲得しています。

ルイス・エンリケは2022年12月8日にスペイン代表監督を退任したことが発表され話題になりました。このときはまだワールドカップ・カタール大会の終了前で、これはスペイン代表が敗退してベスト16に留まったことが要因とされています。ちなみに彼はスペインのサッカー協会側から退任を言い渡されたことを明かしていて、今後の活動に注目が集まっています。

ルイス・エンリケは監督として名を馳せていますが、元は彼もサッカー選手のひとりで、当時はレアル・マドリードやFCバルセロナといった名門クラブでプレーしていました。ちなみに当時はワールドカップにも3回出場していて、経験豊富な監督としても知られています。

ルイス・エンリケは現役を引退したあとは一時期オーストラリアへ移住していて、このときはサーフィン三昧の生活を送るために移住したのだそうです。その後は世界中のマラソン大会やトライアスロン大会に出場していて、サッカーとは無縁の生活を送っていたのだそうです。

ルイス・エンリケは2019年に当時9歳だった娘シャナが骨肉腫で亡くなったことをTwitterにて公表して話題になりました。彼の娘は5ヶ月間の闘病生活を送っていましたが、病状が改善することはなかったのだそうです。ちなみにルイス・エンリケにはもうひとり「シラ・マルティネス」という娘もいて、こちらはすでに成人し、騎手として活動しているのだそうです。

ルイス・エンリケは子供の頃はサッカーではなく、バスケットボールに夢中になっていたようで、早くからスポーツをするのが大好きだったのだそうです。ですが、バスケットボールはすぐに挫折してしまったようで、その後にサッカーへと転向しました。

ルイス・エンリケはバスケットボールを辞めたあと、当時通っていた学校のフットサルクラブに所属していたようで、当初から非常にサッカーが上手かったのだそうです。そのため、ほどなくしてすぐに別のサッカーチームに所属することが決まり、本格的にサッカーを始めることとなりました。

ルイス・エンリケはその後、11歳にして「スポルティング・ヒホン」のユースチームへ所属します。ちなみに当時はチームからの資金提供を受けてフットボールスクールにも通っていたようで、日夜サッカー漬けの日々を送っていたのだそうです。

ルイス・エンリケはその後は18歳までスポルティング・ヒホンのユースチームで活動し、その間はラ・ブラーニャのユースチームでもプレーするなどしてサッカーの腕を磨いていました。当時の具体的な活躍などはわかっていませんが、選手としての評価は高かったようです。

ルイス・エンリケは1988年にプロチーム「スポルティング・ヒホンB」の所属選手となり、翌年プロデビュー戦を飾ります。このときは27試合に出場して5得点を決める活躍を見せ、その翌シーズンからは「スポルティング・ヒホン」の所属となり、36試合に出場して14ゴールを決める活躍を見せました。

ルイス・エンリケは「スポルティング・デ・ヒホン」で活躍したあと、1991年に名門クラブ「レアル・マドリード」へ移籍を果たします。同クラブではその運動量の高さから中盤のダイナモとして活躍し、リーグ優勝も経験するなど、優秀な選手のひとりとして知られることになります。

ルイス・エンリケは1991年にスペイン代表選手に選ばれ、その翌年に行われたバルセロナオリンピックでは主力選手のひとりとしてプレーし、見事金メダルを獲得しています。

1994年にはワールドカップ・アメリカ大会にも出場していて、このときはイタリアのマウロ・タソッティから肘打ちを食らい流血。大きな話題となりました。

ルイス・エンリケは1996年に名門クラブ「FCバルセロナ」へ移籍。1年目から17ゴールを決める活躍を見せ、翌年からはチームのリーグ連覇にも貢献。晩年には同クラブのキャプテンも務めていて、バルセロナに無くてはならない存在となりました。

ルイス・エンリケは名門クラブ「バルセロナ」に在籍していた頃、首脳陣と起用法などを巡って対立。その後にライバルクラブの「FCバルセロナ」へと移り、各メディアやサポーターからは大きなバッシングを浴びることに。ちなみに彼はFCバルセロナに「移籍金ゼロ」で移籍していて、これはレアル・マドリードとの交渉が上手くいかなかったことも要因ではないかと思われます。

ルイス・エンリケはバルセロナに在籍していた2003年にレアル・マドリードと対戦した際、相手選手のジダンのラフプレーを巡った言い争いから顔を掴まれるといった騒動にまで発展。このときの出来事については本人はのちに「覚えていない」と語っていて、過去の過ぎたことは気にしないようにしているのだそうです。

ルイス・エンリケは2004年に現役を引退していて、バルセロナでは通算「207試合」に出場し、「73ゴール」を挙げる活躍を見せました。また、スペイン代表としては3大会連続で出場する快挙も達成していて、1990年代から2000年代にかけてスペインサッカーを盛り上げてくれました。