名前：ゴビンダ・プラサド・マイナリ
生年月日：1966年生まれ
出身地：ネパール
職業：レストランスタッフ

ゴビンダ・プラサド・マイナリは1997年に起きた「東電OL殺人事件」で逮捕された人物。彼は当時被疑者として逮捕され、一度有罪判決を受けて横浜刑務所へ収監されることに。ただ、当初から彼は一貫して無罪を主張し、その後の裁判にて冤罪が確定。晴れて無罪の身となりました。

1997年3月19日、東京都渋谷区円山町にあるアパートの1階空室にて、東京電力本店に勤めていた女性の遺体が発見されました。発見したのは、アパートのオーナーが経営していたネパール料理店の店長で、遺体の死因については首を絞められたような跡があったことから他殺だと断定されました。殺害場所は遺体が見つかったアパートの一室。

遺体が発見されたアパートの隣のビル4階では当時、のちの犯人として逮捕されたゴビンダ・プラサド・マイナリが、不法滞在のネパール人4人と一緒に暮らしていました。

じつは被害者女性は以前、ゴビンダ・プラサド・マイナリに売春したことがあったようで、事件当時は売春婦とその客といった関係性でした。

1997年5月20日、警視庁はゴビンダ・プラサド・マイナリを事件の実行犯として強盗殺人の容疑で逮捕しました。逮捕後、彼は一貫して無罪を主張していて、真犯人が別にいる可能性が示唆されていました。

被害者の女性が亡くなったのは、遺体発見の10日前とされていて、死因は絞殺とされました。

東電OL殺人事件の被害者は渡辺泰子という一般人女性。彼女は当時、東京電力株式会社の本店に勤めていたOLで、事件当時は売春を行っていたことがわかっています。

事件の報道がされたときには東電に勤める会社員がなぜ売春をしていたのかなど、謎の部分も多く、様々な憶測が飛び交っていました。

東電OL殺人事件の被害者・渡辺泰子は東京電力株式会社本店に勤めるOLで、当時は「企画部調査課経済調査室」の副長をしていたことがわかっています。

彼女は東電では初の女性総合職として注目を集めていて、社内ではエリート中のエリートとして知られていました。

東電OL殺人事件の被害者・渡辺泰子は事件当時はかなりの年収を得ていたことがわかっていて、少なくとも「年収1000万円」は稼いでいたものとされています。

さらに当時は会社の株式などを合わせて、「総資産7000万円」ほどを保有していたこともわかっていて、生活はまったく苦しくなかったものと見られています。

東電OL殺人事件の被害者・渡辺泰子は、その人物像はとても真面目なもので、お嬢様育ちのエリートということもあり、雰囲気からも上品さがあったのだそうです。

また、気遣いのできる女性であったこともわかっていて、知人たちからの評判は良かったようです。

東電OL殺人事件の被害者・渡辺泰子はかなりの高学歴の持ち主。彼女は子供の頃から勉強が得意で、高校は「慶應義塾女子高校」に合格していて、その後に「慶應義塾大学」に進学しています。

当時は経済学部に在籍していたようで、早くからエリートの道を歩んでいたのだそうです。

東電OL殺人事件の被害者・渡辺泰子は、お金持ちの家庭のお嬢様として育っていて、子供の頃から何不自由ない生活を送っていたのだそうです。彼女の父親は東大卒の東電社員で、母親は国立大学の教授の娘。

家ではとくに父親から溺愛されていたようで、親子仲はとても良かったのだそうです。

東電OL殺人事件の被害者・渡辺泰子の父親も彼女と同じ東電の元社員。当時はかなりのエリートだったようで、会社では幹部候補にまでなるほどだったのだとか。

また、娘も同じように高学歴で東電に入り、自身と同じようにエリートの道を歩んでいたため、父親は彼女を自身の後継者のように思っていたのだそうです。

東電OL殺人事件の被害者・渡辺泰子は、30代になってから夜の街でも働くようになり、当初はスナックやクラブのホステスとして稼いでいたのだそうです。

ですが、その後にデリヘルなどの風俗でも働くようになり、体を売ることを生業としていました。

東電OL殺人事件の被害者・渡辺泰子は、風俗で働いたあと、自ら立ちんぼをして売春を行うようになりました。このときは渋谷の道玄坂にある地蔵前で客を取っていたようで、仕事が終わればいつも商業施設のトイレで化粧を変え、カツラを被って準備を整えていたのだそうです。

東電OL殺人事件の被害者・渡辺泰子は、売春時はいつも4人の客を取ることをノルマにしていたようで、夕方18時から深夜0時までの間に4人の客と寝ていたのだそうです。ただ、一回の料金は高い時は「4万円」ほどでしたが、安い時にはなんと「2000円」ほどで売春をしていたこともあったようです。ちなみに男性と性行為を行う場所は、ホテルだけでなく、駐車場でも行っていたようです。

東電OL殺人事件の被害者・渡辺泰子は、事件当時、東電に勤めるエリートOLでしたが、なぜ彼女は売春をしていたのでしょうか？これについては当時からの大きな謎のひとつとなっていて、様々な憶測を呼んでいました。

メディアでは「昼は真面目なOL、夜は娼婦」などと言われ、その二面性にも注目が集まっていました。

東電OL殺人事件の被害者・渡辺泰子は、事件当時、売春は毎日のように行っていたことがわかっていて、4人の客を取ることも日課にしていたため、相当にハードな日々を送っていたことがわかっています。

さらに彼女は当時、実家暮らしだったこともあり、母親も売春をしていたことに気付いていたのだそうです。

東電OL殺人事件の被害者・渡辺泰子は、売春中の奇行が多かったこともわかっていて、路上で放尿を行い、ホテルでは大や小を漏らしてまき散らして出入り禁止になるなど、ハチャメチャな一面があったようです。さらに道に落ちているビール瓶を見つけては、酒屋に1本5円ほどで売るなど、お金に対する執着のようなものも見せていたようです。

東電OL殺人事件の被害者・渡辺泰子は、事件当時もバリバリ働くキャリアウーマンで、会社でのストレスもかなり強かったのではないかと見られています。

当時は女性がいくら活躍しても、なかなか昇進などはできない雰囲気が社内にあったようで、精神的にはとても辛かったのではないかと思われます。

東電OL殺人事件の被害者・渡辺泰子は、溺愛してくれていた父親を大学時代に亡くしていて、このあとから彼女はあまり人を寄せ付けなくなったと言われています。

その一方で父親への憧れは強く、東電に入社できたことには誇りも持っていて、早くから幹部を目指してバリバリ働いていたのだそうです。