本名：ディエゴ・アルマンド・マラドーナ
略称：ディエゴ・マラドーナ
出身地：アルゼンチン・ラヌース
生年月日：1960年10月30日
職業：元サッカー選手
ポジション：FW/MF
利き足：左足

マラドーナさんは元アルゼンチン代表のレジェンドの方で、世界最高峰のFW/MFの1人だと評されています。

アルゼンチン・リーグでは史上最年少でプロデビュー、「神の手」ゴールなどの偉業を持つ選手でもあります。

マラドーナさんといえば、伝説の「5人抜きゴール」が度々テレビなどで紹介されています。

メッシ選手もやった5人抜きゴールですが、これを達成できる方はごくわずかです。

マラドーナさんは1997年、アルゼンチンのボカ・ジュニアーズ所属を最後に現役引退を発表しました。

クラブでは1976年より、アルゼンチンのアルヘンティノス・ジュニアーズの入団からプロサッカー人生が始まりました。

これまでバルセロナ、ナポリ、セビージャなどで活躍、約21年間の現役生活だったことが分かります。

引退理由の1つとして、現役時代から噂されていたコカイン中毒の噂があったとされています。

また、引退1年前の1996年にはリーグ戦で5本連続のPK失敗があり、世間のバッシングに耐えられなかったのかもしれません。

引退から約3年の2000年2月、40歳になったマラドーナさんは噂通りコカイン中毒となっていました。

コカイン服用によって心臓発作を患ったようで、薬物常用の症状の1つだと言われています。

マラドーナさんはその後、キューバ・ハバナで療養生活を送り、回復へと至ったそうです。

2004年にはマラドーナさんはついにコカイン中毒で倒れ、緊急入院を行いました。

マラドーナさんにとっては一つの転機、死を覚悟するほどの出来事だったようです。

マラドーナさんはコカイン中毒によって倒れた同年、妻・クラウディアさんと離婚をしています。

これも薬物使用が一因だと言われていますが、その他にも原因があったという話が出ています。

マラドーナさんは離婚後すぐに、新恋人となるロシオ・オリーバさんと再婚をしています。

画像はユーロ2016を観戦する2人の写真で、10年以上の交際へと至っています。

マラドーナさんは2007年には、過度の飲酒によって再び入院することになってしまいました。

この頃にはコカイン中毒の失敗から学び、薬物から飲酒にシフトしていたようです。

しかし、お酒を飲みすぎたことで内臓に負担がかかり、1週間の入院生活を送ることになってしまいます。

マラドーナさんは引退から約10年後の2008年、アルゼンチン代表監督に就任しました。

アルゼンチンのレジェンドと言われるマラドーナさんは、国民から大きな期待を寄せられています。

2010年1月時点でマラドーナさんは49歳、南アフリカのW杯を控えている状態でした。

画像は子供に愛嬌を振りまく様子ですが、マラドーナさんらしいお茶目な表情を見せています。

しかし、逆に南アフリカW杯で頭がいっぱいと評されており、現役時代を含めた5度目のW杯挑戦となります。

マラドーナさんはアルゼンチン代表監督として、かなり大きなリアクションが話題となりました。

ガッツポーズやピッチの外を移動する姿が何度も撮影されており、選手との一体感を感じます。

日本でもお笑い芸人のストロベビー・ディエゴさんが人気となり、話題となったニュースです。

2010年の南アフリカW杯では苦戦しながら予選突破、本大会では準々決勝で敗退となりました。

マラドーナさんに対する期待が大きかった分、バッシングに会い2010年7月で代表監督を解任されています。

マラドーナさんはその後「UAEリーグ」アル・ワスルFCとの「年間990万ポンド（約13億5000万円）」の2年契約を行いました。

この契約金は2012年1月時点の「世界の監督の給料トップ2」に入る高額報酬です。（goal.com調査）

マラドーナさんは2017年にはUAE2部の「アル・フジャイラSC」の監督就任をしています。

しかし、結果はあまり振るわず1部昇格を逃し、そのまま辞任となりました。

2018年9月にはマラドーナさんはメキシコ2部の「ドラドス・デ・シナロア」の監督就任となっています。

ですが、健康上の理由で2019年6月に退任、就任期間は「6ヶ月間」でした。

2019年9月にはマラドーナさんの母国アルゼンチンの「ヒムナシア・ラ・プラタ」の監督に就任しています。

こちらでは2ヶ月半で辞任していますが、さらに2日後に復帰するとコメントしました。

マラドーナさんのサッカー人生は多くのキャリアを残して、世界中から認められるスター選手となりました。

ただ、マラドーナさん自身は薬物使用を公開しており、よりよいパフォーマンスが出来たと語っています。

2020年11月初め、マラドーナさんは突如入院し、11月3日に硬膜下血腫の緊急手術を受けました。その後は状態がすぐによくなり退院をしました。

硬膜下血腫の緊急手術とほぼ同時期に、マラドーナさんが新型コロナウイルスに感染していたという情報も出ています。

マラドーナさんの感染の5日後、息子であるディエゴ・マラドーナ・ジュニオールがSNSで自身もコロナ陽性であることを発表、その後に容体が急変して息子も入院をしています。