本名：Sir Elton Hercules John
生年月日：1947年3月25日
出身地：イングランド
職業：ミュージシャン、作曲家

代表作
アルバム
1969年　Empty Sky
1970年　Tumbleweed Connection
1973年　Don't Shoot Me, I'm Only the Piano Player
1984年　Breaking Hearts
1989年　Sleeping with the Past
1995年　Made in England
2001年　Songs from the West Coast
2016年　Wonderful Crazy Night

サウンドトラック
1994年　The Lion King
1999年　Elton John & Tim Rice's「AIDA」
2000年　The Road to El Dolado
2011年　Gnomeo & Juliet

日本においても海外のミュージシャンは大人気ですが、その中でも特に知名度が高いエルトン・ジョンさん。誰もが好きになれるポピュラーな楽曲を中心にリリースし、現在も幅広い年齢層の人々に支持されている天才ミュージシャンです。

エルトン・ジョンさんは、映画・ミュージカルの作曲家としても活躍。ディズニーのアニメ映画「ライオンキング」の作曲家としても知られており、作詞家のティム・ライスさんと共に名曲を作り上げました。

作品のミュージカル版、CD映画版の音楽もエルトン・ジョンさんが手がけた楽曲が使用されており、劇団四季が上演を行っているミュージカル版を通じて、「ライオンキング」の楽曲が好きになった人も多いはずです。

本名：Bernard John Taupin
生年月日：1950年5月22日
出身地：イングランド
職業：歌手、作詞家

代表作
アルバム
1971年　Taupin
1980年　He Who Rides the Tiger
1987年　Tribe

バーニー・トーピンさんは、1950年にイングランドで誕生したミュージシャン。「He Who Rides the Tiger」などのアルバムをリリースし、作詞家としても実績を残しています。

エルトン・ジョンさんとバーニー・トーピンさんは、共に数々の名曲を作り上げた関係として世界中で知られています。エルトン・ジョンさんの楽曲の作詞を手掛け、日本では「僕の歌は君の歌」のタイトルで知られている大ヒット曲「Your Song」の作詞を手がけました。

エルトン・ジョンさんの名曲「Rocket Man（I Think It's Going to Be a Long,Long Time）」の作詞も、バーニー・トーピンさんが担当。マリリン・モンローさんへの想いが込められた楽曲「Candle in the Wind」の作詞もバーニー・トーピンさんが手がけ、後にダイアナ妃を想いリメイクを行った楽曲「Candle in the Wind 1997」もバーニー・トーピンさんが改めて作詞を行いました。

「（I'm Gonna）Love Me Again」「Goodbye Yellow Brick Road」「Crocodile Rock」などの名曲も、バーニー・トーピンさんが作詞を担当。エルトン・ジョンさんとバーニー・トーピンさんは楽曲を作る上で最高のパートナーの関係ですが、恋人同士の関係との噂もあるようなのです。

エルトン・ジョンさんの伝記映画「ロケットマン」が全世界でヒットしたことにより、2人の関係についてさらに多くの人が注目することに。しかし、2人が恋人同士の関係だったというのはデマであり、2人は音楽を共に作り上げる同士であると同時に、兄弟のような関係だったとも言われています。

2人が固い絆で結ばれているのは間違いありませんが、少々複雑な関係だったとも言われている模様。エルトン・ジョンさんはバイセクシャルであることを公表しており、現在はカナダ人の男性映画監督のデヴィッド・ファーニッシュさんと同性婚をしています。実はバーニー・トーピンさんに恋をしていた時期もあったとのことで、バーニー・トーピンさんはバイセクシャルやゲイではないため、自分の気持ちを諦めたそうです。

バーニー・トーピンさんはその時のエルトン・ジョンさんの気持ちを察し、その想いも歌詞に込めていたそうです。2人が共に制作を行った楽曲が名曲ばかりなのは、2人の複雑だった関係も影響していたのかもしれませんね。