ベーブ・ルースのプロフィール&経歴

プロフィール

プロフィール

名前:ベーブ・ルース
本名:ジョージ・ハーマン・ルース・ジュニア
生年月日:1895年2月6日
出身地:アメリカ・メリーランド州ボルチモア
身長:188cm
体重:97.5kg
職業:プロ野球選手
没年月日:1948年8月16日

貧しい家庭で生まれ、7歳から非行に走ったベーブ・ルース

貧しい家庭で生まれ、7歳から非行に走ったベーブ・ルース

ベーブ・ルースさんはボルチモアの波止場にある貧しい家庭に生まれ、両親が居酒屋を経営して忙しかったことから、9人の兄弟姉妹の中で幼少期を生き抜いたのは、ベーブ・ルースさんと5歳下の弟のみという厳しい環境で育ったのです。

そんなベーブ・ルースさんは両親に構ってもらえなかったことから7歳で非行に走ると、学校をサボってお酒を飲んだりタバコを吸ったり造船所をうろついたり、終いには警察官たちを冷やかす始末だったと言います。

少年矯正施設に送られ、野球と出会う

少年矯正施設に送られ、野球と出会う

こうして7歳ですでに非行に走ったベーブ・ルースさんには両親もお手上げだったことから、『セント・メアリー少年工業高校』というカトリックの更生施設兼孤児院に強制的に送り込まれたのです。

そしてそこで教官を務めていたローマ・カトリック神父のブラザー・マシアス・バウトラーさんに出会ったベーブ・ルースさんは、マシアス神父がスポーツ万能で、特に野球が大の得意だったことにに影響を受け、野球を一から教えてもらったのです。

すると瞬く間に野球の才能が開花したベーブ・ルースさんは、セント・メアリーの野球クラブでエース4番として活躍し、野球界でも知られる存在となっていったのです。

スカウトされ、マイナーリーグへ入団

スカウトされ、マイナーリーグへ入団

しかし将来野球で生計を立てようとは思っていなかったベーブ・ルースさんでしたが、彼のピッチングに目をつけたマイナーリーグ『ボルチモア・オリオールズ』の監督からスカウトされ、1914年2月の19歳の時にプロ契約を結んだのです。



大リーグ『ボストン・レッドソックス』に移籍

大リーグ『ボストン・レッドソックス』に移籍

そんなベーブ・ルースさんはボルチモア・オリオールズで投手として活躍するも、わずか5か月でボストン・レッドソックスへ移籍すると、チームメイトから『監督の新しい赤ちゃん(babe)』だと揶揄され、以降周りから“ベーブ・ルース”と呼ばれるようになったのです。

そしてレッドソックスで主に投手として活躍したベーブ・ルースさんは、在籍中の約5年間でレッドソックスを3度の優勝に導くなどし、中心的プレーヤーとして大活躍したのです。

1919年、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍

1919年、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍

しかし1919年、レッドソックスのオーナーが金銭目当てでベーブ・ルースさんをニューヨーク・ヤンキースへ放出すると、ベーブ・ルースさんは投手から打者へと完全に移行し、初年度はいきなりシーズン54本塁打を記録したのです。

そして2年目にはシーズン59本塁打を記録したベーブ・ルースさんは、8年目の1927年には自らの記録を塗り替える“シーズン60本塁打”の大記録を作り、リーグ優勝7回に貢献したのです。

BABE RUTH’S (1932 WS) CALLED HOME RUN SHOT’ RARE VIDEO & COMMENTARY - YouTube

出典:YouTube

日本のプロ野球のきっかけを作る

日本のプロ野球のきっかけを作る

そんなベーブ・ルースさんは日本でも人気を博しており、1934年に開催された日米野球にも参加すると、日本国民の大歓迎を受け日本の野球人気に貢献し、日本初のプロ野球チーム『大日本東京野球倶楽部(にちの東京巨人軍)』が生まれたのです。

1935年、引退

1935年、引退

こうして野球界に大きく貢献したベーブ・ルースさんですが、1934年にヤンキースを退団すると、翌1935年にはボストン・ブレーブスへ移籍するも、僅か6本塁打に終わり、同シーズンを以って引退したのです。

退団後はドジャースの一塁コーチに

退団後はドジャースの一塁コーチに

現役22年で、『2503試合 8398打数 2871安打 打率.342 714本塁打 2217打点』という成績を残し引退したベーブ・ルースさんは、翌1936年にアメリカ野球殿堂の最初期メンバー5名のうちの1人に選ばれると、1938年にはドジャースの一塁コーチに就任したのです。

しかしわずか1年で辞任したベーブ・ルースさんは、1947年には退役軍人の会であるアメリカ在郷軍人会の少年野球プログラム担当に就任しています。

ベーブ・ルースの晩年や死因について

晩年は病気との闘いだった

1946年、悪性の腫瘍が発見される

1946年、悪性の腫瘍が発見される

そんなベーブ・ルースさんは1946年の51歳の時に左目に激しい痛みを感じフランス病院を受診すると、首に腫瘍が見つかり、検査の結果、腫瘍は悪性で左内頸動脈を取り囲んでしまっていることが判明したのです。

そのため、放射線療法による治療を始めたベーブ・ルースさんは、翌1947年2月に退院するも、36kgも体重が落ちてしまったのです。

1947年、『ベーブ・ルース・デー』に参加

1947年、『ベーブ・ルース・デー』に参加

しかし新薬により一時的に症状が緩和し体重も9kg戻ったベーブ・ルースさんは、1947年4月に開催された『ベーブ・ルース・デー』に参加しスピーチを行っています。

1947年4月27日を大リーグ全体で「ベーブ・ルース・デー」にすると発表。当日のヤンキー・スタジアムはセネタース戦、5万8339人の大観衆の前でルースは「皆さんも私の声がどんなにひどいかおわかりでしょう」で始まり、「みなさんに感謝の言葉を述べる機会を持てたことをうれしく思います。ありがとうございました」。のちにもファンの前に姿こそ現したが、スピーチはこれが最後だった。
急激に衰退したベーブ・ルース

急激に衰退したベーブ・ルース

さらにヤンキース時代につけていた背番号『3』が永久欠番に指定されたことで、1948年にヤンキー・スタジアム開場25周年記念のイベントに参加したベーブ・ルースさんでしたが、この時にはバットを杖代わりに使わざるを得ないほど衰退してしまっていたのです。

『ベーブ・ルース物語』試写会の途中で退席

『ベーブ・ルース物語』試写会の途中で退席

そして同年7月の自伝映画『ベーブ・ルース物語』の試写会にも参列したベーブ・ルースさんでしたが、体調不良により途中で退席すると、その後すぐに症状の悪化によりニューヨークのメモリアル病院に入院したのです。

ベーブ・ルースの死因は?

1948年8月16日、ベーブ・ルースが死去

1948年8月16日、ベーブ・ルースが死去

そんなベーブ・ルースさんは入院からわずか1か月後の1948年8月16日、ニューヨークのメモリアル病院で53歳という若さで死去したのです。

関連するキーワード

関連するまとめ

ジェンソンバトンとブリトニーワードの再婚や子供を総まとめ

ジェンソンバトンと言えば世界でもトップクラスのF1レーサーです。そんなジェンソンバトンが日本のモデル道端ジェ…

aquanaut369 / 1052 view

スナイデル(サッカー選手)の現在!現役時代の成績とプレースタイル・引退理由を総まとめ

ヨーロッパのサッカー界で素晴らしい活躍を見せていたヴェスレイ・スナイデル。現在はすでに引退していますが、現役…

aquanaut369 / 1070 view

レミギウス・モリカビュチスの現在は死去!死因の射殺理由・戦績も総まとめ

総合格闘家でK-1などのキックボクサーとしても活躍したレミギウス・モリカビュチスさんですが、2016年に34…

sumichel / 4713 view

ルイス・ハミルトンの歴代彼女&結婚情報まとめ【F1レーサー】

「マクラーレンの秘蔵っ子」などの愛称で親しまれ、華々しいF1デビューを飾ったルイスハミルトン。今回は、そんな…

rirakumama / 2059 view

ロナウジーニョとメッシの関係は?2人の実力も比較してみた

ロナウジーニョとメッシと言えばFCバルセロナを代表する選手。ロナウジーニョは2008年にバルセロナからACミ…

aquanaut369 / 886 view

ランディジョンソンの現在!引退理由とその後・イチローとの関係まとめ

元メジャーリーガーのランディジョンソンさんについて、現在の活動が注目を集めています。また、ランディジョンソン…

cyann3 / 776 view

フェルナンド・アロンソの現在!最強説・身長と年収・資産・車と時計まとめ

F1レーシングドライバーのフェルナンド・アロンソさんについて、現在の活動が注目を集めています。また、フェルナ…

cyann3 / 916 view

同じカテゴリーの記事

同じカテゴリーだから興味のある記事が見つかる!

フェデラーの嫁と子供・結婚情報まとめ~妻・ミロスラヴァとの馴れ初めも紹介

史上最高のテニスプレイヤーとの呼び声高いフェデラー。そんなフェデラーの嫁ミロスラヴァ・ヴァヴリネックや可愛す…

rirakumama / 1089 view

パッキャオとメイウェザーの全盛期の比較や試合結果まとめ

日本でも有名なボクシング選手のフロイド・メイウェザーさんとマニー・パッキャオさんは、全盛期の活躍などが話題に…

shasser / 866 view

トッティの若い頃!中田英寿との関係・全盛期のプレースタイルまとめ

元プロサッカー選手としてASローマを支え続けたフランチェスコ・トッティ。全盛期はそのプレースタイルだけでなく…

aquanaut369 / 1340 view

有名な歴代アーチェリー選手の人気ランキング20選~女子・男子TOP10【最新版】

日本でも過去のオリンピックでメダルを獲得したこともあるアーチェリー。海外勢が非常に強いため、日本は苦戦を強い…

aquanaut369 / 895 view

ペタジーニの現在!嫁オルガとの離婚・メジャーと日本での成績など総まとめ

日本のプロ野球界で活躍した外国人選手のロベルト・ペタジーニ。今回はペタジーニのプロ野球選手としての成績と嫁オ…

aquanaut369 / 1415 view

ゴロフキンの握力と筋肉がすごい!身長と体重・トレーニングも総まとめ

プロボクシングのWBA・IBF世界ミドル級王者でボクシング界ではレジェンド的存在のゲンナジー・ゴロフキンさん…

sumichel / 1689 view

ボブサップは弱い?曙・ミルコ・ホーストとの対戦結果も総まとめ

K-1を盛り上げた総合格闘家としても有名な「ボブサップ」は「曙」と「ミルコ」と「ホーネスト」らとの過去の対決…

shasser / 724 view

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

スポンサードリンク

"); } })(jQuery);