クレメンスの凄さと成績!年俸推移と全盛期のパワプロ再現まとめ
投手として最高の名誉である「サイ・ヤング賞」を歴代最多となる7度も受賞したほか、史上初の1試合20奪三振を2度も達成した伝説的MLBプレイヤー、ロジャー・クレメンス。
今回は、ロジャー・クレメンスの凄さと、24年間に及ぶメジャーでの通算成績を振り返るとともに、自身最高額へ到達した晩年の年俸の推移と全盛期(パワプロ再現も)についてまとめました。
ロジャー・クレメンスのプロフィール
闘志溢れるピッチング・スタイルで、バッタバッタと三振の山を築く姿から、「ロケット」の愛称で多くの野球ファンに愛されたロジャー・クレメンス。
投手として最高の名誉である「サイ・ヤング賞」を歴代最多となる7度も受賞したほか、史上初の1試合20奪三振を2度も達成した伝説的MLBプレイヤーです。
今回、そんなロジャー・クレメンスの凄さと、24年間に及ぶ現役時代の通算成績を振り返るとともに、自身最高額へ到達した晩年の年俸の推移と全盛期についてまとめてみました。
ロジャー・クレメンスの凄さとは?
ロジャー・クレメンスの凄さ① 160キロ超の豪速球と150キロ近いスプリット
ロジャー・クレメンスのストレートの球速は160キロ(100マイル)を超え、打者の手元に来て鋭く曲がるスプリットも150キロ近い球速がありました。
しかも、スプリットの球速の調節は腕の振りではなく、ボールを握る親指の位置を変えることで行っていたそうで、打者から見れば、手元にくるまではストレートもスプリットも全く同じフォーム、同じ起動で飛んできたと言います。
しかも、その球速やキレは全盛期だけの話ではなく、晩年を迎えても維持されていたそうです。
ロジャー・クレメンスの凄さ② 制球力とデータ収集力の高さ
いくら球速が速いとは言え、メジャーリーグでは160キロ(100マイル)を超える速球を投げるピッチャーはそう珍しくありません。
そして、概して速球を武器にしているピッチャーほど、コントロールは甘いもので、ロジャー・クレメンスも死球が多いイメージがありました。
しかし、実はロジャー・クレメンスは、とてもコントロールの良いピッチャーで、ストライクゾーンの内外高低を的確に投げ分けることのできる、高い制球力を誇っていたんですよね。
つまり、非常に短気で気性が荒いことで知られるロジャー・クレメンスですから、死球の多くはビーンボール(故意による死球)だった…とまでは言いませんが、「当たってもいいや」くらいの気持ちで内角ギリギリを狙った結果だったのかも知れませんね。
ちなみに、当時大変な話題になった2000年7月8日のマイク・ピアッツァへの頭部のデッドボールについて、ロジャー・クレメンスは試合後「コントロールミスだった」とコメントしています。
これに対して、マイク・ピアッツァは次のように語り、怒りをあらわにしています。
「彼のコメントを真に受けとる気もないし、評価に値しない。ロジャー・クレメンスは素晴らしいピッチャーだ。ただ、彼に対してのリスペクトは今、全くない。」
(中略)
「彼は素晴らしいコントロールを持っているんだ。あれは、ほぼ間違いなく狙った一球だったと思うね」
なお、ロジャー・クレメンスは、対戦する全打者はもちろん、全ての球審の傾向を細かくノートに記録し続けていたそうです。
そして、そのデータに基づいてピッチングを組み立てていたわけですが、制球力が高かったからこそ、そのデータを活かせたとも言えます。
つまり、ロジャー・クレメンスが長年に渡って活躍し続けることができたのは、単に球速が速いからと言うよりもむしろ、データ収集力と制球力の高さによるところが大きいと言えるのではないでしょうか。
ロジャー・クレメンスのメジャー現役時代の成績について
次に、2ロジャー・クレメンスの24年間に及ぶ、メジャー現役時代の成績についてまとめてみると…
現役シーズン: 1984年~2007年
通算登板試合数: 709試合
通算勝敗: 354勝 184負
通算奪三振: 4,672
通算防御率: 3.12
通算勝率: .658
獲得タイトル
・ 最多勝利: 4回
・ 最優秀防御率: 7回
・ 最多奪三振: 5回
表彰
・ サイ・ヤング賞受賞: 7回(MLB史上最多)
・ シーズンMVP: 1回(1986年)
・ ピッチャー・オブ・ザ・マンズ: 15回
ロジャー・クレメンスの晩年の最高年俸への推移
ニューヨーク・ヤンキースからヒューストン・アストロズへ移籍した最初のシーズンである2004年シーズンの年俸は475万ドル(約5億円)だったロジャー・クレメンス。
この年、42歳という年齢ながら、18勝4敗、防御率2.98と驚異的な成績を残し、7度目のサイ・ヤング賞に輝く活躍を魅せました。
そして、その年のオフ、1,350万ドル(約13億9,000万円)を提示したアストロズに対して、ロジャー・クレメンスは2,200万ドル(約22億6,000万円)を要求したんですよね。
一時は年俸調停の申請まで行われたものの、交渉の結果、前年までのメジャーリーグ投手最高年俸だったレッドソックスのペドロ・マルティネス投手の1,750万ドル(約18億4,000万円)を上回る金額を保証することで合意しました。
そして、翌2005年のロジャー・クレメンスは、32試合に投げて13勝8敗と、勝敗では前年を下回ったのですが、防御率は1.87と驚異的な数字を残しています。つまり、打線の援護が足りず、勝ち星に繋がらなかった…ということですね。
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英語表記: Roger Clemens
愛称: ロケット
国籍: アメリカ合衆国
出身地: オハイオ州デイトン
生年月日: 1962年8月4日
身長: 約193 cm
体重: 約106.6 kg
投球・打席: 右投右打
ポジション: 投手
プロ入り: 1983年 ドラフト1巡目
初出場: 1984年5月15日
最終出場: 2007年9月16日