元格闘家の「魔裟斗」さんは、K-1で活躍する前から「キックボクサー」として有名な選手でした。

「魔裟斗」さんが獲得していたタイトルは、「第19代全日本キックボクシング連盟ウェルター級王座」や「ISKAオリエンタル世界ウェルター級王座」などになっています。

他にも「K-1」での戦績も64試合中54勝6敗という素晴らしい戦績になっていました。「K-1 WORLD MAXでは、4度優勝し王座に輝いていて準優勝も2度あります。現在は、K-1などでコメンテーターとしても活躍中です。

K-1で活躍している「魔裟斗」さんと「ブアカーオ・ポー・プラムック」さんは、過去に2度対決していました。

「魔裟斗」さんと「ブアカーオ・ポー・プラムック」さんの対決は、「K-1 WORLD MAX 2004～世界一決定トーナメント」戦になっています。この時、「ブアカーオ・ポー・プラムック」さんは、初めて「K-1」に出場していて、ダークホースとして話題になっています。

その後、同じく「K-1 WORLD MAX 2007」年の世界一決定トーナメントの決勝戦で再び「ブアカーオ・ポー・プラムック」さんと「魔裟斗」さんが対決していました。

タイ人のムエタイ選手「ブアカーオ・ポー・プラムック」さんと、日本でWORLD MAXの世界王者になった事もある「魔裟斗」さんとの対決という事もあり、注目を浴びていた大会です。

K-1の中でも実力のある「ブアカーオ・ポー・プラムック」さんと「魔裟斗」さんの対決は、たくさんある「K-1」の名勝負の中でも特に最強の対決として動画なども人気があります。

2004年に開催された「K-1 WORLD MAX 2004年」の世界一決定トーナメントで戦った「魔裟斗」さんと「ブアカーオ・ポー・プラムック」さんでしたが、実際の判定では、不正があったとして話題になっていました。

2004年の7月7日に行われた対戦では、トーナメントでボロボロになった状態で「魔裟斗」さんが「ブアカーオ・ポー・プラムック」さんに挑む事になったのです。

試合では、明らかに「ブアカーオ・ポー・プラムック」さんが優勢でフラフラになっていた「魔裟斗」さんでしたが、審判たちが延長のラウンドをさせる事になり「魔裟斗」さんの判定負けが決定していました。

その後の2007年に開催された「K-1 WORLD MAX」では、「魔裟斗」さんと「ブアカーオ・ポー・プラムック」さんの間に公平な審判が下され、1ラウンド目にダウンを奪い取り勝利していました。

前年に「ブアカーオ・ポー・プラムック」さんは、王者に輝いていた事もあり、「魔裟斗」さんとの再戦に注目が集められていて、「魔裟斗」さんが直接「ブアカーオ・ポー・プラムック」さんを指名した事でも知られています。

・ブアカーオと魔裟斗は過去に2度対戦しており、1戦目はブアカーオが、2戦目は魔裟斗が勝利している。

・1戦目の「K-1 WORLD MAX 2004年」では明らかにブアカーオが優勢で魔裟斗がフラフラになっていたにも関わらず延長ラウンドになったことで、判定に誤りがあったとして審判員たちは減給の処罰を受けることとなった。