マーガレット王女とダイアナ妃の仲や関係!確執が決定的になった原因と経緯まとめ
チャールズ皇太子と結婚した当初、新たにロイヤルファミリーに加わったダイアナ妃の、唯一にして最大の理解者とも言われていた、エリザベス女王の妹・マーガレット王女。
そんなマーガレット王女とダイアナ妃の仲や関係について振り返るとともに、2人の間の確執が決定的になった原因と経緯についてまとめました。
マーガレット王女のプロフィール
ダイアナ妃のプロフィール
ダイアナ妃(Diana, Princess of Wales)
在位: 1981年7月29日 - 1997年8月31日
続柄: エドワード・スペンサー第3女子
全名: ダイアナ・フランセス・スペンサー(Diana Frances Spencer)
称号:
・ ウェールズ公妃(※離婚後保持)
・ ロスシー公爵夫人(※離婚後剥奪)
身位: Princess(王太子妃、※離婚後剥奪)
敬称: Her Royal Highness(殿下、※離婚後剥奪)
生誕: 1961年7月1日
出生地: 英イングランド、サンドリンガム、パークハウス
死去: 1997年8月31日(36歳没)
配偶者: ウェールズ公チャールズ王太子
(1981年 - 1996年)
子女: ウィリアム、ヘンリー
父親: スペンサー伯爵エドワード・スペンサー
母親: フランセス・シャンド・キッド
マーガレット王女とダイアナ妃の仲や関係
当初、マーガレット王女はダイアナ妃の唯一にして最大の理解者だった
かつてイギリス王族において、その美貌と知性により世間からの注目を一身に集めていたのは、エリザベス女王の妹、マーガレット王女でした。
ところが1981年にチャールズ皇太子がダイアナ妃と結婚してからは、そんな世間の関心はマーガレット王女から離れ、誰もがウットリするほどの美貌を誇るダイアナ妃に注がれるようになります。
もっともマーガレット王女にとっては、自分がメディアに狙われることがなくなってホッとしたに違いありません。
しかし、その一方で、チャールズ皇太子とともにケンジントン宮殿で暮らすダイアナ妃が、メディアのターゲットになるのを、姉・エリザベス女王とともに心配しながら見守っていたと言います。
そこでエリザベス女王は、わざわざ新聞記者たちをバッキンガム宮殿に招き、「王室の“新メンバー”のプライバシーを守って欲しい」と丁寧に頼んだそうです。
そして、マーガレット王女も一日も早く王室に慣れて欲しいという思いから、ダイアナ妃を買い物や劇場に連れて行ったり、積極的に社交の場に連れ出したりしていたと言います。
ダイアナ妃は、王室での振る舞いを手取り足取り教えてくれるマーガレット王女を慕い、かつては次のように語っていました。
「私はいつもマーゴ(マーガレット王女の愛称)に感謝し、敬愛しています。彼女は王室入りした初日から、私にとって素晴らしい存在でした」
それでも、常に疎外感を感じていたダイアナ妃は、ピクニックやバーベキューなど、王族の催しになかなか参加できず、ついつい自分の部屋に閉じこもり気味に…そんなダイアナ妃の態度に、エリザベス女王は不満を募らせていたそうです。
そんな姉の様子を見て、マーガレット王女は「好きなようにさせてあげて。彼女は賢い女性だから、そっとしておけばきっとうまくいくはず」とアドバイスしたのだとか。
ただ、マーガレット王女はダイアナ妃のことを気に入ってはいたものの、あくまで彼女が最重要視していたのは、姉・エリザベス女王を支えることだったんですよね。
ダイアナ妃とチャールズ皇太子の結婚生活が破綻
そんな中だった1992年6月、当時大変な話題になった暴露本「ダイアナ妃の真実」が出版され、ダイアナ妃の王室内での様々な辛い状況やチャールズ皇太子が別の男性の妻と長年に渡り不倫関係にあったことなどが暴露されたのです。
さらにその数週間後には、ダイアナ妃が不倫相手のジェームズ・ギルビーとの電話での会話の中で、王室を批判している音声が秘密裏に録音され、それが世に出てしまうという、王室にとっては恥辱的な事件まで起きたんですよね。
ジェームズ・ギルビーはダイアナ妃のことを“スクイッジー(柔らかく濡れている)”と呼んでいたため、この音声テープは「スクイッジーゲート・テープ」と呼ばれました。
そして、1992年12月、遂にチャールズ皇太子とダイアナ妃が別居に至ることに…。
さらに、1994年11月には、ゴールデンタイムのテレビ番組に出演したチャールズ皇太子が、自身の不倫を認めるとともに、キャスターのジョナサン・ディンブルビーが執筆した皇太子公認の伝記が発売されると、皇太子夫妻の結婚生活は完全に破綻しました。
しかし、そんな段階に至っても、マーガレット王女はダイアナ妃の肩を持ち、わざわざチャールズ皇太子に手紙を書いて、彼女自身はダイアナ妃との付き合いをこれまで通り続けると宣言していたのですが…
ダイアナ妃が公の場でエリザベス女王とその夫であるフィリップ王配の対応について苦言を呈した瞬間に、マーガレット王女はその考えを撤回し、2人の付き合いは完全に途絶えてしまうことになります。
マーガレット王女とダイアナ妃の確執が決定的になった原因
それは、チャールズ皇太子がテレビに出演して自身の不倫を認めた1年後の1995年11月のことでした。
ダイアナ妃はBBCのテレビ番組「パノラマ」のインタビュー映像に出演して、「3人で結婚したようなもので、混み入った結婚でした」と、皇太子の不倫相手であるカミラ夫人の存在を匂わせたのです。
さらに、イギリス王室の内情を赤裸々に告白し、イギリス全土に大きな波紋を広げました。
そんなダイアナ妃の行動に対して、かつては王室内で孤立する彼女を親身になってサポートしていたマーガレット王女でしたが、次のような内容の手紙をダイアナ妃に送ったと言います。
「傷つき、怒りを覚えています」
「わずかな犠牲すら払うことができない」
さらに、自身の子供たちにも、「敵(ダイアナ妃)とは交友して欲しくない」とハッキリと伝えたそうです。
ダイアナ妃は、そんなマーガレット王女の剥き出しの“敵意”にひどくショックを受けていたそうです。
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