ロジャー・クレメンスのプロフィール

プロフィール

プロフィール

名前:ロジャー・クレメンス
生年月日:1962年8月4日
出身地:アメリカ・オハイオ州デイトン
身長:193cm
職業:元プロ野球選手(投手)

高校からスポーツ万能だったロジャー・クレメンス

高校からスポーツ万能だったロジャー・クレメンス

幼少期からスポーツ少年だったロジャー・クレメンスさんは、テキサス州ヒューストンのスプリング・ウッズ高校に進学すると、アメリカンフットボール・バスケットボール・野球と3種目でスターとして活躍したのです。

特に野球ではファーストとピッチャーで活躍したロジャー・クレメンスさんは、3年生の時にメジャーリーグから誘われるも大学進学を選んだのです。

大学では全米一に輝く

大学では全米一に輝く

そしてテキサス大学へ進学したロジャー・クレメンスさんは、2年間で25勝7敗、275イニングを投げ、奪三振241を記録すると、1983年には全米大学野球選手権で優勝し、最優秀投手に贈られるロータリー・スミス賞(のちにロジャー・クレメンス賞に改名)を受賞したのです。

1984年、メジャーデビュー

1984年、メジャーデビュー

そんなロジャー・クレメンスさんは1983年、ドラフト会議でレッドソックスから1巡目に指名されると、マイナーリーグを駆け上がり、1984年5月にメジャーデビューを果たしたのです。

史上初の20奪三振を2回達成

史上初の20奪三振を2回達成

しかし2年目はケガに苦しめられ15試合にしか登板できず手術を行うなどしたロジャー・クレメンスさんでしたが、1986年には見事復活しリーグ最多の24勝を挙げチームのワールドシリーズ進出に貢献すると、アメリカンリーグMVP賞、そして初のサイ・ヤング賞を受賞したのです。

そして同年4月のマリナーズ戦で20奪三振を記録したロジャー・クレメンスさんは、1996年にも20奪三振試合を達成し、20奪三振試合を2度達成したのは史上初の快挙となったのです。

出典:YouTube

その後1997年からブルージェイズに2年間在籍したロジャー・クレメンスさんは、両年ともにサイ・ヤング賞を受賞し、投手3冠(勝数、防御率、奪三振)を達成したのです。

さらに1999年にヤンキースに移籍したロジャー・クレメンスさんは、2度のワールドシリーズ制覇に貢献すると、アストロズを経て、2007年にヤンキースを去ったのです。

サイ・ヤング賞を7度受賞

サイ・ヤング賞を7度受賞

そんなロジャー・クレメンスさんはメジャー24年間で通算354勝という歴代9位の成績を残し、歴代最多となる7度のサイ・ヤング賞に輝いているのです。

ロジャー・クレメンスにステロイド薬物疑惑

こうしてメジャーリーグで大活躍したロジャー・クレメンスさんですが、その後はステロイド薬物疑惑が付きまとうことになってしまうのです。

元トレーナーがステロイド使用経緯を暴露

1997年からステロイドを使用?!

1997年からステロイドを使用?!

ロジャー・クレメンスさんはヤンキースへ復活した2007年12月、元トレーナーのブライアン・マクナミーに1997年からステロイドを使用していることを暴露されたのです。

元トレーナーのブライアン・マクナミーによるとロジャー・クレメンスさんは1997年、初めてのステロイドホルモン剤・ウィンストロールを自ら用意し、マクナミーに注射するように依頼すると、その後、数週間の期間に4度、針を使って投与したというのです。

さらに1998年には、ステロイドの中でも最も最強だと言われているアナドロール50について使用はしていないもののマクナミーに問い合わせたというロジャー・クレメンスさんは、劇的に身体能力が向上したことを明かしたと言われています。

告書には「マクナミー氏によると、1998年シーズンを通してクレメンスはウィンストール(Winstrol)を使用した結果、クレメンスのパフォーマンスは際立って向上した。この期間に、クレメンスはマクナミー氏にステロイドは『素晴らしい効果をもたらしてくれる』と伝えた。マクナミー氏によると、クレメンスは2000年シーズンの中ごろから再びステロイドを使用する意向を示していた。その後シーズン終盤にかけて、クレメンスは4回から6回にわたりマクナミー氏がラドムスキー被告から入手したサスタノン250(Sustanon 250)もしくはデカデュラボリン(Deca-Durabolin)を使用した」と綴られていた。(c)AFP
注射したのはビタミン剤として容疑を否認

注射したのはビタミン剤として容疑を否認

しかしロジャー・クレメンスさんはその後、“注射したのはビタミン剤で、ステロイドや禁止薬物は1度も使用したことがない”として容疑を完全否定したのです。

私は制限なしにはっきりと宣言したい。私は自身の選手生活だけでなく人生を通じて、ステロイドやヒト成長ホルモン(Human Growth Hormone)や、その他の禁止薬物を使用したことはない。それらの薬物は危険で有害な手段であり、いかなるスポーツ選手も使用するべきではない。私には25年間で疑わしいことがなかったので失望している。
偽証罪で起訴されるも、その後無罪に

偽証罪で起訴されるも、その後無罪に

こうして容疑を否認したロジャー・クレメンスさんは、2010年には薬物使用について虚偽の証言をしたとして偽証罪で起訴されるも、2012年に無罪判決が言い渡されたのです。

全6つの罪状で無罪となったクレメンスは「厳しい5年間だった。(野球選手としての)キャリアに全力を注いできた」と、声を詰まらせながら話し、家族やチームメートへの感謝も述べた。

ロジャー・クレメンスの現在

実質、引退表明がないままメジャーを去る

実質、引退表明がないままメジャーを去る

ロジャー・クレメンスさんは2007年の薬物疑惑で引退表明がないままヤンキースを去り、以降所属球団がないままだっのです。

しかし2012年に無罪が言い渡されたロジャー・クレメンスさんは、同年に北米の独立リーグであるアトランティックリーグのシュガーランド・スキーターズと契約し、5年ぶりに登板を果たしたのです。

現在もマウンドに上がり続けている

現在もマウンドに上がり続けている

そんなロジャー・クレメンスさんはメジャーリーグから離れて10年以上が経った現在もマウンドに上がり続けており、2019年の同窓試合でマウンドに上がった際も現役時代と変わらないフォームで投球し話題となったのです。

2022年、野球殿堂入りに落選

2022年、野球殿堂入りに落選

メジャーリーグで素晴らしい業績を残したロジャー・クレメンスさんですが、資格最終年である2022年1月の発表でも、殿堂入りに必要な75パーセントの得票を集めることが出来ず、野球殿堂入りに落選し話題となりました。

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