ベッケンバウアーのプロフィール

ベッケンバウアーのプロフィール

ベッケンバウアーのプロフィール

名前:フランツ・アントン・ベッケンバウアー
生年月日:1945年9月11日
出身地:ドイツ
身長:181㎝
職業:元サッカー選手、サッカー指導者

ベッケンバウアーは1960年代~1980年代にかけて活躍したサッカー選手

ベッケンバウアーは1960年代~1980年代にかけて活躍したサッカー選手

ベッケンバウアーは1960年代~1980年代にかけて活躍したドイツのサッカー選手。彼はデビューから13年ほどドイツの名門クラブ「バイエルン・ミュンヘン」でプレーしていて、その後はアメリカのクラブでも活躍するなどして人気を集めました。

ベッケンバウアー 皇帝と呼ばれた男のスーパープレイ集! バイエルン・ミュンヘン ドイツ代表【サッカー ゴール】Legend

出典:YouTube

引退後は監督としても活躍

引退後は監督としても活躍

ベッケンバウアーは現役引退後は監督として活動をはじめ、当初は自身が所属していた「西ドイツ」の監督を務めます。西ドイツの監督としては1984年から1990年まで務め、監督として2度のワールドカップも経験しました。

その後はフランスの「オリンピック・マルセイユ」や古巣「バイエルン・ミュンヘン」で監督を務め、指導者としても素晴らしい実績を残しました。

クラブの会長やFIFAの理事も務めた

クラブの会長やFIFAの理事も務めた

ベッケンバウアーは過去にバイエルン・ミュンヘンの副会長や会長にも就任していて、引退してからもサッカー界に深く貢献しています。2009年には同クラブの会長を退任してい名誉会長になっています。

他にも国際サッカー連盟(FIFA)の理事も長年務めていて、2010年に家族との時間を大切にするため、理事も退任してしまいました。

贈賄工作が話題になったことも

贈賄工作が話題になったことも

ベッケンバウアーは2015年に2006年のワールドカップ・ドイツ大会の招致で多額の贈賄工作を行っていたことが判明し話題になりました。このときはドイツでの開催を行うためにFIFA役員を買収したのだそうで、ベッケンバウアー本人はこれを否定。なぜ10年近く経ってからこうした汚職が報じられたのかはわかりませんが、逮捕とはなっていないため、真相は本人たちにしかわかりません。

2006年のワールドカップ(W杯)ドイツ大会の招致過程や、開催地決定の投票に絡んだ買収疑惑などについて、同大会組織委員会の会長だったベッケンバウアー氏ら関係者6人に対する調査を開始すると発表した
プライベートでは3度の結婚も経験している

プライベートでは3度の結婚も経験している

ベッケンバウアーはこれまでに3度の結婚を経験しているようで、3回目の結婚以降離婚はしていないようです。彼は17歳のときに当時務めていた保険会社の同僚との間に子供ができて結婚。ですが、短期間で離婚となり、1990年にドイツサッカー連盟に勤務していた女性と結婚します。

その後は2004年に再び離婚することになり、2006年に21歳年下の女性と3度目の結婚を果たしました。

ベッケンバウアーの凄さ!全盛期の活躍やポジション、背番号も紹介

ベッケンバウアーのポジションはどこ?

ベッケンバウアーのポジションはどこ?

ベッケンバウアーのポジションは「DF(ディフェンダー)」です。ただ、「MF(ミッドフィールダー)」の役目を担うこともあり、さらに得点力まで高く、その何でもこなせる様から世界中で「皇帝」と称されていました。

ベッケンバウアーの背番号は「5」

ベッケンバウアーの背番号は「5」

ベッケンバウアーの背番号は「5」です。この背番号は一般的にセンターバックが使用するのが多いようで、彼は長年この背番号を身に付けていました。

過去には背番号「6」を身に付けていた時期もあり、「6」も同様にセンターバックなど、一般的に守備的ミッドフィールダーが使用することが多いのだそうです。

ベッケンバウアーの全盛期の活躍!子供の頃から順番に紹介

ベッケンバウアーの全盛期の活躍①~子供の頃からユースチームで活躍

ベッケンバウアーの全盛期の活躍①~子供の頃からユースチームで活躍

ベッケンバウアーは8歳の頃に当時の「SCミュンヘン1906」というクラブの下部組織に入団。当初は左ウイングを務めていて、その後はセンターフォワードを務めることに。

1959年からは「バイエルン・ミュンヘン」の下部組織へ入団し、いきなり100近い得点を決めるなど、その素質の高さを示しました。

ベッケンバウアーの全盛期の活躍②~社会人として働きながらサッカーを続けた

ベッケンバウアーの全盛期の活躍②~社会人として働きながらサッカーを続けた

ベッケンバウアーは14歳の頃に保険会社に就職していて、社会人として普通に働くことに。ですが、サッカーを辞めることは無く、2足のわらじながら大きな活躍を見せます。

18歳の頃にはバイエルン州選抜や西ドイツユース代表に選ばれていて、若手のサッカー選手として大きな注目を集める存在になりました。

ベッケンバウアーの全盛期の活躍③~バイエルン・ミュンヘンのトップチームでプレー

ベッケンバウアーの全盛期の活躍③~バイエルン・ミュンヘンのトップチームでプレー

ベッケンバウアーは19歳の頃にバイエルン・ミュンヘンのトップチームへ昇格していて、プロのサッカーとして本格的に始動。当時のバイエルン・ミュンヘンはドイツの最上位リーグ「ブンデスリーガ」に上がったばかりで、チームの実力はかなり低かったのだとか。

ですが、同期にはのちのスター選手ゲルト・ミュラーも在籍していて、2人揃って目覚ましい活躍を見せます。その結果、クラブは大きな成長を遂げ、1968-1969年シーズンは念願だったリーグ優勝を果たし、名実ともにスター選手の仲間入りを果たしました。

ベッケンバウアーの全盛期の活躍④~1970年代は圧倒的な強さを誇った

ベッケンバウアーの全盛期の活躍④~1970年代は圧倒的な強さを誇った

ベッケンバウアーの全盛期は1970年代。この頃の彼はチームの統率力が非常に高く、「皇帝」という呼び名で親しまれていました。当時はブンデスリーガで3連覇、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇などの偉業を達成していて、その活躍からバロンドールを2回も受賞しています。

さらに自国ドイツでは年間最優秀選手賞を4回も受賞していて、世界屈指のDFとして名声をほしいままにしていました。

ベッケンバウアーの全盛期の活躍⑤~3度目のワールドカップで優勝

ベッケンバウアーの全盛期の活躍⑤~3度目のワールドカップで優勝

ベッケンバウアーは20歳だった1966年にワールドカップ・イングランド大会に出場。これは彼にとって初めてのワールドカップで、決勝まで進むもイングランドに敗れ、準優勝。1970年のワールドカップ・メキシコ大会では準決勝で敗退。

3度目の出場となった1974年のワールドカップ・西ドイツ大会では選手としてプレーするだけでなく、再編成も行い、見事自国開催での優勝を果たしました。

【ベッケンバウアー】ドイツの皇帝と言われた男|全盛期プレー集

出典:YouTube

ベッケンバウアーの凄さ!何でもこなせる万能プレイヤー

ベッケンバウアーの凄さ①~世界最高のDF

ベッケンバウアーの凄さ①~世界最高のDF

ベッケンバウアーは今なお「世界最高のDF」と称されていて、その実力は疑う余地はありません。彼はDFとしてのテクニックの高さはもちろん、ドリブルやパスも得意で、バイエルン・ミュンヘンや西ドイツではチームの要のような役割を担っていました。

また、戦術理解も非常に深く、守備だけでなく、攻撃にも絶大な影響を与えていました。

ベッケンバウアーがドイツで最も偉大な選手だとよくわかる動画!ワールドカップ 伝説のスーパープレイ集 ドイツ代表 バイエルン・ミュンヘン ブンデスリーガ【海外サッカー]

出典:YouTube

ベッケンバウアーの凄さ②~攻撃にも積極的に参加

ベッケンバウアーの凄さ②~攻撃にも積極的に参加

ベッケンバウアーはDFではありましたが、攻撃にも積極的に参加していて、彼はそのスタイルから「リベロ」というポジションを確立。守備だけでなく、攻撃の組立にも参加し、ゴール前に出ることも非常に多かったのが特徴となっています。

全盛期に所属していたバイエルン・ミュンヘンではDFでありながら「60ゴール」も挙げていて、彼がどれだけ積極的に攻撃に参加していたかが伺えます。

Franz Beckenbauer - Top 5 Goals

出典:YouTube

ベッケンバウアーの凄さ③~統率力

ベッケンバウアーの凄さ③~統率力

ベッケンバウアーはチームの統率力の高さでも群を抜いていて、DFとして守備を指揮するだけでなく、リベロとして攻撃の組立まで指揮するのは並大抵のことではありません。

いつもピッチを冷静に俯瞰していて、選手たちを的確に操る姿はまさに「皇帝」と呼ぶにふさわしいものでした。

ベッケンバウアーは引退後もすごかった!監督としての凄さを紹介

ベッケンバウアーの監督としての凄さ①~ワールドカップ優勝

ベッケンバウアーの監督としての凄さ①~ワールドカップ優勝

ベッケンバウアーは現役を引退したあと、西ドイツの代表監督に就任していて、ワールドカップは1986年のメキシコ大会と1990年のイタリア大会に出場。メキシコ大会では準優勝、イタリア大会では優勝を果たしていて、選手と監督の両方で優勝を経験しています。(史上2人目)

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