海外の未解決事件衝撃順ランキングTOP20(11位~20位)

【第20位】ツングースカ大爆発

【第20位】ツングースカ大爆発

1908年にロシアのツングースカ川上流で起きた事件。基本的にこの事件については「隕石の爆発」とされていて、当時のロシアは日露戦争を終えたばかりで様々な憶測が流れたようです。実際には隕石が落下直前に大爆発を起こしたとされていますが、「クレーターが無い」など謎も多い事件として知られています。

【事件の内容】

1908年6月30日、ロシアのツングースカ川上流にて火の玉のような物が降ってきて、それが空中爆発。辺り一面の森は吹き飛び、なんと約2,150平方キロメートルの範囲に渡って木々がなぎ倒されました。

この爆発後に調査した結果、空中で爆発した物の正体は最大で直径70mもあったようで、現場から数百㎞も離れた場所からキノコ雲が目撃されています。また、地球上にはほとんど存在しな元素のイリジウムが大量に検出されたことから「隕石の大爆発」と言われました。

【第19位】リジー・ボーデン

【第19位】リジー・ボーデン

1892年にアメリカ・マサチューセッツで起きた殺人事件。この事件はリジー・ボーデンという女性の実父と継母が斧によって殺害されたもので、リジー・ボーデンはのちにこの事件の容疑者として逮捕されます。

ですが、この事件はその後の裁判で無罪となっていて、冤罪としてリジー・ボーデンの事件は今も語り継がれています。ちなみに真犯人はいまだに見つかっていません。

【事件の内容】

1892年8月4日、リジー・ボーデンの実父と継母が自宅で亡くなっているのが見つかりました。事件当時リジー・ボーデンはメイドの女性と一緒に自宅にいて、実父が銀行から帰ってきた30分後に死んでいるところを発見したそうです。

殺害には斧が使われていて、当時自宅にいたリジー・ボーデンは実父と継母と仲が悪かったことから殺人の容疑で逮捕されることになりました。

【第18位】オスカー・スレイター事件

【第18位】オスカー・スレイター事件

1908年にスコットランドで起きた殺人事件でのちに犯人としてオスカー・スレイターという人物が逮捕されました。彼は一貫して無罪を主張するも多くの目撃証言から有罪となり、死刑判決がくだされました。

その後、終身刑に減刑されるとそこから事件は「冤罪」ということが判明。晴れてオスカー・スレイターは無罪となりましたが、事件の真相は闇の中になっています。

【事件の内容】

1908年にスコットランド・グラスゴーにて老婦人が殺害される事件が発生しました。この老婦人は使用人を抱えているお金持ちで、物音を聞いた使用人が彼女へ行こうと階段を上がろうとしたところ立派な身なりをした男が出てきてそのまま急いで階段を駆け下りていきました。

その後、彼女の部屋へ向かうと老婦人は頭と胸を強く殴られていて亡くなったそうです。使用人たちは部屋から出てきた男を追いかけるも見失ってしまい、彼女の宝石や貴金属は残されたままになっていたことから「物盗りの犯行ではない」ことが明らかになりました。

【第17位】鉄仮面の男

【第17位】鉄仮面の男

これは17世紀頃のフランスに居たつねに鉄仮面を被せられた囚人のこと。この囚人だけは絶対に顔を見ることはできなかったようで、副監獄長自らが低調に扱っていたそうです。

【事件の内容】

その男がどういった罪で監獄に入れられたのかはわかっていません。ただ、17世紀のフランスで当時の国王だったルイ14世の大臣から監獄に預けられたそうです。

その後は一切鉄仮面を外すことはなく、万が一外せば「その場で殺害せよ」という指示があったそうです。その囚人は死ぬまで監獄で鉄仮面をしたまま亡くなったようで、この人物が誰で、何の罪で捕らえられたのかは謎のままとなっています。

【第16位】フィレンツェの怪物事件

【第16位】フィレンツェの怪物事件

これは1970年代から1980年代にかけてイタリアで起きた殺人事件で、カップルに狙いを定めた未解決事件です。1993年には犯人と思われる男性が逮捕されたものの本人はこれを否定。その後、1998年にこの男性は否定を続けたまま心臓発作により亡くなってしまいました。

【事件の内容】

1974年9月14日、イタリア・フィレンツェ郊外にあるブドウ畑に停めてあった車の中から男女の遺体が発見されました。男性は銃撃され即死で、女性の方は96ヶ所もの刺し傷があったそうです。その後は1981年から再び同様の事件が多発するようになり、デート中のカップルばかりがそのターゲットになりました。

この事件は1981年以降は毎年夏頃に起こっていて、カップルばかりが狙われ、男性は即死で女性に関しては酷い状態で見つかることが多かったようです。

【第15位】ボーイ・イン・ザ・ボックス

【第15位】ボーイ・イン・ザ・ボックス

1957年にアメリカで起きた痛ましい事件。この事件は不法投棄された段ボール箱の中から男児の遺体が発見されたもので、全身がアザだらけの状態で見つかりました。この事件は現在も未解決のままで最新のDNA鑑定などが行われています。

【事件の内容】

1957年2月25日、アメリカ・ペンシルバニアにて不法投棄されていた段ボール箱の中から男児の遺体が発見されました。遺体は推定4~6歳の男の子で、発見時は全裸で全身がアザだらけになっていました。

死因は「頭部への打撃」で、生前からかなり激しい暴力を受けていたことがわかりました。ちなみ見つかった男児については身元不明のままで、謎が多い事件となっています。

【第14位】ボドム湖殺人事件

【第14位】ボドム湖殺人事件

1960年にフィンランドで起きた殺人事件。当時湖にキャンプに来ていた若者4人が何者かにナイフで襲われ3人が死亡。1人が重傷を負いました。その後、事件は45年後に急展開を迎えます。

なんと生き残りだった1人がこの事件の殺人容疑で逮捕されたのです。これは当時の血液痕がきっかけとなり逮捕されたものでしたが、裁判の結果「3人を殺害するのは不可能」と判断され、裁判と無罪となっています。

【事件の内容】

1960年6月5日早朝、フィンランドの首都ヘルシンキ郊外にあるボドム湖にて若者4人が何者かに襲われ、死傷する事件が発生。1人はアゴと顔を骨折するも何とか生還したものの残りの3人はナイフと鈍器によって殺害されてしまいました。

【第13位】ジョンベネ殺害事件

【第13位】ジョンベネ殺害事件

1996年にアメリカで起きた痛ましい未解決事件。ジョンベネは全米の美少女コンテストで優勝するほどの美少女で、一家はかなりのセレブだったことでも知られています。

この事件は発生当初から捜査が難航し、現在も未解決事件として知られています。

【事件の内容】

1996年12月26日、ジョンベネの母親から警察へ「娘が誘拐された」と通報が入りました。母親は犯人からの手紙を自宅の階段で発見し、そこで事件が発覚。手紙には犯人から連絡することが綴られていましたが、連絡はその後も来ることはありませんでした。

その後、再度家を捜索していた警察が自宅の地下でジョンベネを発見。彼女はすでに息絶えていて、検死解剖が行われ、彼女は頭を殴られ、首を絞められ、性的暴力を受けていたことも判明。ですが、懸命の捜査の甲斐もむなしく事件は今も未解決となっています。

【第12位】O・J・シンプソン事件

【第12位】O・J・シンプソン事件

アメリカンフットボール選手として活躍したO・J・シンプソンに殺人容疑がかけられた事件。この事件は彼の元妻と友人が自宅玄関前で殺害されたもので、O・J・シンプソンに殺人容疑がかけられるも裁判で無罪になり、迷宮入りとなった事件です。

【事件の内容】

1994年6月13日、O・J・シンプソンの元妻とその友人が自宅玄関前で血まみれで倒れているのが発見されました。元妻と一緒に倒れていた友人は格闘技の選手でもあったことから犯人は「大柄で力の強い男」と断定され、すぐにO・J・シンプソンが容疑者に挙がり逮捕されました。

その後は長い間裁判が続き、最終的に刑事裁判では「無罪」となり、元妻と一緒に亡くなった友人の父親が起こした民事裁判では被害者家族に「補償」を支払う判決が下されました。

【第11位】金正男暗殺事件

【第11位】金正男暗殺事件

記憶にも新しい2017年にマレーシアで起きた未解決事件。北朝鮮の第2代最高指導者金正日の長男である金正男が「VX」という神経剤で毒殺されるという衝撃的なニュースは当時大きな話題になりました。これについては逮捕された容疑者もいるものの北朝鮮に逃亡した事件関係者もいて、陰謀など様々な憶測が流れている未解決事件です。

【事件の内容】

2017年2月13日、マレーシアのクアラルンプール国際空港に着ていた金正男は自動チェックイン機の前で突然女性2人から顔に「VX」を塗られました。直後の金正男は「顔に液体をかけられた」と明かし、医務室で治療を受けました。

ですが、その後は治療中に意識を失い、口から血や泡を吹き、心肺停止状態で救急搬送。懸命な治療を受けるも帰らぬ人となってしまいました。

海外の未解決事件衝撃順ランキングTOP20(1位~10位)

【第10位】華城連続殺人事件

【第10位】華城連続殺人事件

韓国の華城郡(ファソン)で凄惨な未解決事件。事件は1986年から1991年に起きた強姦殺人で、10人の女性が犠牲になりました。この事件の捜査には警察や機動隊合わせて160万人以上が参加し、2万人以上の捜査対象者がいたものの未解決となりました。

【事件の内容】

1986年9月15日、当時71歳だった女性が半裸の状態で亡くなっているのが発見され、その翌月には25歳の女性が強姦され殺害。その後も華城郡でたびたび若い女性が強姦され殺害される事件が繰り返し起こります。

事件では「B型」の血液や精液が採取されていて、髪の毛なども発見されていて、捜査は順調かと思いきや犯人は一切わからず迷宮入りとなってしまいました。

事件は2006年に時効を迎えてしまった

事件は2006年に時効を迎えてしまった

華城連続殺人事件はかなりの捜査員を導入されましたが、犯人に関する有力な情報や証拠が見つからず、2006年4月2日に時効を迎えてしまいました。これにより今後犯人が見つかったとしても訴追することはできなくなりましたが、警察はその後もこの事件の真相を追いかけ続けました。

2019年に犯人が判明した

2019年に犯人が判明した

華城連続殺人事件は2019年に犯人が見つかり話題になりました。その犯人は1994年に自身の妻の妹に対する強姦殺人ですでに刑務所に収監されている人物で、最新のDNA鑑定にて一致したことで判明しました。ただ、事件はすでに時効を迎えていて、犯人をこの事件で追求することはできず、未解決事件は解決するも法に守れた犯人は現在も服役しています。

【ミステリー】魔理沙の未解決事件ファイル『華城連続殺〇事件編』

出典:YouTube

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