名前：クレベル・コイケ
本名：クレベル・コイケ・エルブスト
生年月日：1989年10月16日
出身地：ブラジル・サンパウロ
身長：178cm
体重：66kg
所属：ボンサイ柔術

ブラジル・サンパウロで生まれたクレベル・コイケさんは、祖父が日本人だったことから7歳で柔道を始め、14歳の時に出稼ぎのために来日し、ボンサイ柔術に入門しています。

そんなクレベル・コイケさんは日本の中学に通うも、学校で日系ブラジル人がイジメられていたのを目の当たりにしたことで学校へ行くのをやめ、工場や養鶏所、ごみ回収など様々なアルバイトをして生計を立てたのです。

そんなクレベル・コイケさんはその後、ブラジリアン柔術から総合格闘技へと転向すると2008年9月に『Club DEEP浜松』で総合格闘技デビューを果たし、デビュー戦では1Rで1本勝ちの白星で注目を集めたのです。

その後2013年まで日本の総合格闘技界で活躍したクレベル・コイケさんは、2015年になるとポーランドのKSWに参戦すると、ここでも才能を大いに発揮し、2017年には第3代KSWフェザー級王者に輝いたのです。

こうして至るところで才能を開花させたクレベル・コイケさんは、2020年の大晦日に行われたRIZIN.26に初参戦し見事に一本勝ちを収めています。

またクレベル・コイケさんは2021年6月、自身のYouTubeチャンネル『クレベル・コイケ』を開設し、まだ投稿は少ないですが既にに登録者数は2.6万人を超えているのです。

今回初対戦となったクレベル・コイケさんと朝倉未来さんですが、実は過去にスパーリングをしたことがあり、2021年5月に行われた会見ではその時のことについても質問されています。

そんなクレベル・コイケさんは『6～7年前のことなので、今現在の参考にはならない』とコメントしています。

その後クレベル・コイケさんは2021年6月12日に行われた試合前独占インタビューで、朝倉未来さんをテイクダウンさせ、日本に衝撃を与えるとコメントしたのです。

そして迎えた当日、大注目な一戦だけにインターネット上でも盛り上がっており、試合前は朝倉未来さんが優勢という声もあがっていたのです。

実際に1Rは朝倉未来さんのカウンターパンチ連打により、クレベル・コイケさんがグラつくような場面があり、1R終了時は朝倉未来さん優勢だと思われていました。

しかし2Rになるとクレベル・コイケさんの流れになり、パンチの打ち合いから三角絞めの体勢に入ったクレベル・コイケさんは朝倉未来さんを絞め上げると、失神させ一本勝利を掴んだのです。