全名：ウィリアム・アーサー・フィリップ・ルイ
続柄：ウェールズ公チャールズ王子第1男子
身位：プリンス（王子）
称号：ケンブリッジ公爵、ストラザーン伯爵、キャリクファーガス男爵
出生地：イギリス（イングランド）パディントン 聖メアリ病院
生年月日：1982年6月21日
配偶者：キャサリン・ミドルトン

ウィリアム王子は2011年に大学時代から知り合いのキャサリン・ミドルトンさんと結婚する事を発表しました。

キャサリン・ミドルトンさんは一般女性で、王室出身でない方との結婚は351年ぶりとなりました。

その後、2011年4月29日に結婚式を挙げ、ロンドンのウェストミンスター寺院で行われています。

ウィリアム王子とキャサリン妃は2011年4月に結婚をしましたが、その2年後の2013年7月22日に第一子のジョージ第1王子が誕生しました。

そして、2015年5月2日には第二子のシャーロット第1王女が誕生、2018年4月23日に第三子のルイ第2王子が誕生しています。

ウィリアム王子に似てると話題になっており、すくすくと育っている様子が映されています。

全名：ダイアナ・フランセス
続柄：ウェールズ公妃
出生地：イギリス（イングランド）ノーフォーク サンドリンガム パークハウス
生年月日：1997年8月31日
配偶者：ウェールズ公チャールズ（1981年-1996年）

ダイアナ妃はチャールズ皇太子と1981年に結婚し、結婚式は1981年7月29日にセント・ポール大聖堂で行われました。

結婚式前夜祭としてイギリスのハイド・パークでは「1万2000発」もの花火が打ち上がり、イギリスで大きなムーブメントを起こしました。

日本からは上皇明仁様と上皇后美智子様が出席し、日本でも大きく注目されたニュースでした。

ダイアナ妃は二人の王子を出産し、1982年6月21日に第一子となるウィリアム第1王子が誕生しました。

1984年9月15日には第二子となるヘンリー第2王子を出産、ウィリアム王子とヘンリー王子は2歳違いの兄弟となります。

ダイアナ妃と父親であるチャールズ皇太子は2人の王子を育てるために、公務の出席を減らして尽くしたと言います。

ダイアナ妃がウィリアム王子を出産した1984年、当時のダイアナ妃の年齢は23歳頃になります。

ダイアナ妃は2人の王子を「セント・メアリー病院のリンドー棟」で出産していますが、ウィリアム王子の出産の際、「王室では病院で初の出産」となりました。

これまで王室では「自宅での出産」が伝統でしたが、ダイアナ妃はそのような常識を覆したと言えそうです。

王室のしきたりにとらわれないダイアナ妃でしたが、贈り物を貰う際もその様子が伺えました。

ウィリアム王子の誕生の際、多くの方に贈り物を貰い、その数は何千人規模だったと言われています。

しかし、その何千人もの方にしっかりとお礼状を書き、ダイアナ妃の律儀さが顕著となりました。

その後、そのお礼状にはオークション価格で最高2万ドル（約200万円）の値が付いたそうです。

2歳頃の長男・ウィリアム王子に対してダイアナ妃は「ウォンバット」と呼んでいたと言われています。

これはオーストラリアに訪問の際、可愛い動物を見てから、息子の愛情表現として呼び始めたそうです。

これに対しウィリアム王子は2007年のインタビューで、「僕がウォンバットに似ているからではありません」と答えながらも、「もしかしたら、そうなのかな」とエピソードを語っていました。

ダイアナ妃はチャールズ皇太子に対し、旦那であるチャールズ皇太子を飛ばし、王位継承を望んでいたそうです。

これはウィリアム王子がエリザベス女王のような注意深さ、ストイックさを持ち、自分に似てる繊細さ、人間らしさがあるからのようです。

ダイアナ妃がウィリアム王子の王室としての人間性を評価していた事が分かるエピソードです。

1997年8月31日にフランス・パリでの交通事故で亡くなったダイアナ妃は当時36歳の若さでした。

葬儀は1997年9月6日にウェストミンスター寺院で行われ、ウィリアム王子とヘンリー王子の悲しそうな表情が印象的です。

ダイアナ妃はその後、実の弟であるスペンサー伯爵の敷地となるオルソープに慰霊碑が建てられました。

ダイアナ妃の婚約指輪は「14個のソリティア・ダイヤモンド」で覆われて、12カラットのサファイアで作られていました。

そのダイアナ妃の指輪が、最終的にウィリアム王子に受け継がれ、現在はキャサリン妃が身にまとっています。

ウィリアム王子はキャサリン妃にこのダイアナ妃の指輪を持って、プロポーズを行い、みごとに成功を収めました。

元々、ダイアナ妃の指輪はウィリアム王子ではなく、弟ヘンリー王子が受け取った遺品でした。

しかし、ヘンリー王子は「英国君主の隣で輝くことになるから」とウィリアム王子に渡したそうです。

ウィリアム王子とヘンリー王子の仲がよく分かるエピソードの1つです。

ダイアナ妃が亡くなった後のインタビューで、ウィリアム王子とヘンリー王子はダイアナ妃の事を「いたずら好きだった」と公言しています。

また「子供っぽかった」とも話しており、エピソードとしてダイアナ妃のモットーは「やんちゃをしてもいいけど、捕まらないこと」だったそうです。

さらにウィリアム王子は「母はくだけた人」「笑いや愉快な事を楽しんだ」と語っており、ダイアナ妃の事を「本当の生活は宮殿の外にある」と思っていたようです。

ダイアナ妃はウィリアム王子とヘンリー王子を育てる際、王室の伝統とは異なるスタイルを取っていました。

ダイアナ妃は2人を「普通に育てる事」を望み、映画館やマクドナルド、遊園地に連れて行くなどをしていました。

さらには愛車のBMWでエンヤを聴きながら田舎道をドライブするなどのエピソードも語っています。

ダイアナ妃は「包み込むようにハグをした」と王子達は語っており、思いっきり抱きしめていたそうです。

その感覚が懐かしく、忘れられないともヘンリー王子は語っています。

これをウィリアム王子も息子・ジョージ王子に行っており、包み込むようなハグが印象的です。

ダイアナ妃は子供の頃、バレエに通っておりバレリーナを目指していましたが、身長が178cmと高いため断念したというエピソードがあります。

そして、ウィリアム王子の子供であるジョージ王子とシャーロット王女はバレエに興味を持っていると言います。

特にシャーロット王女は「将来、バレリーナになりたい」と言っており、ダイアナ妃と似てる事が分かります。

ダイアナ妃と似てるエピソードは他にもあり、ウィリアム王子はの息子であるジョージ王子は、クリスマスに行う事があるそうです。

それはクリスマスプレゼントを早めに開けてしまう事で、2016年にジョージ王子はツリーの近くにあるプレゼントをこっそり開けたと言います。

どうやらこれはダイアナ妃だけでなく、ウィリアム王子も行っていたようで、しっかりと血を受け継いでいる事が判明しました。

ウィリアム王子は王子、王女達にダイアナ妃が良くしてくれたエピソードを語っているそうです。

その事からも、ダイアナ妃の王室の風習にこだわらない、自由な子育てを大切にする事が予想されます。