ローマンゴンザレスのプロフィール

ローマンゴンザレスのプロフィール

ローマンゴンザレスのプロフィール

名前:ローマン・アルベルト・ゴンサレス・ルナ
生年月日:1987年6月17日
出身地:マナグア
職業:プロボクサー

ローマンゴンザレスは子供の頃からボクシングをしていた

ローマンゴンザレスは子供の頃からボクシングをしていた

ローマンゴンザレスは10歳の頃からボクシングを始めると当時からかなりセンスは高かったようです。彼のコーチはアレクシス・アルゲリョという元プロボクサーで、そんなコーチもいたおかげかそのボクシングセンスはより磨かれていったそうです。

アマチュアを経てプロになり、王座に君臨した

アマチュアを経てプロになり、王座に君臨した

ローマンゴンザレスはアマチュア時代から圧倒的な強さを誇り、プロに転向してからも活躍を続け、すぐに王座を獲得しました。また、彼は2007年から日本の帝拳ジムの所属となり、日本のリングで何度も試合をしています。現在は現WBA世界スーパーフライ級王者として君臨しています。

ローマンゴンザレスの戦績と圧倒的な強さについて

ローマンゴンザレスの強さ1~アマチュア時代は負けなしだった

ローマンゴンザレスの強さ1~アマチュア時代は負けなしだった

ローマンゴンザレスはボクシングを始めた当初からかなりセンスが高く、さらにパワーも強かったことからハードパンチャーとしても知られています。そんな彼はアマチュア時代には圧倒的な強さを誇り、なんとただの一度も試合に負けることはありませんでした。

当時はアマチュアの世界大会などには参加したことがなかったようですが、「負けなし」というところに彼の強さを見ることができます。

【ローマンゴンザレスのアマチュア時代の戦績】

・87戦全勝

ローマンゴンザレスの強さ2~プロデビューから破竹の連勝を飾り王者になった

ローマンゴンザレスの強さ2~プロデビューから破竹の連勝を飾り王者になった

ローマンゴンザレスは2005年にKO勝利でプロデビューを飾るとその後はわずか9戦目で「WBAフェデセントロライトフライ級王座」を獲得しました。王座を獲得してからは防衛を続け、2007年には「WBAフェデラテンミニマム級王座」も獲得。その後、日本の帝拳ジムに所属し、日本でも試合をして見事KO勝利を収めています。ちなみにこの時の彼の戦績は「20戦20勝(18KO)」です。

ローマンゴンザレスの強さ3~ミニマム級の世界王者になった

ローマンゴンザレスの強さ3~ミニマム級の世界王者になった

ローマンゴンザレスは帝拳ジムの所属となってからWBA世界ミニマム級王者に挑みました。当時の王者は日本の新井田豊で、かなり激しい打ち合いとなり、結果的に4Rで新井田豊のまぶたが大きく腫れ上がり、ドクターストップとなってローマンゴンザレスは見事全勝でミニマム級の世界王者に輝きました。

新井田vsロマゴン - YouTube

出典:YouTube

ローマンゴンザレスの強さ4~王座を返上して2階級制覇を成し遂げた

ローマンゴンザレスの強さ4~王座を返上して2階級制覇を成し遂げた

ローマンゴンザレスはミニマム級の世界王者となりましたが、その後3度の防衛を果たして王座を返上。上の階級であるライトフライ級に挑戦することを決めました。

王座返上後は「WBA世界ライトフライ級暫定王座決定戦」に出場し、当初は当初は王座に君臨していたファン・カルロス・レベコと戦う予定でしたが、彼が腎臓胆石の手術で試合不可となったことから相手は「WBA世界ライトフライ級2位」のフランシスコ・ロサスとなり、何度もダウンを奪って見事2階級制覇を成し遂げました。

YouTube

出典:YouTube

ローマンゴンザレスの強さ5~再び王座を返上して3階級制覇を成し遂げた

ローマンゴンザレスの強さ5~再び王座を返上して3階級制覇を成し遂げた

ローマンゴンザレスはライトフライ級王座を5度も防衛し、さらにノンタイトルの試合でも負けなしを続け、圧倒的な強さを見せつけました。この時の彼の戦績は「37戦37勝31KO」です。

2014年には王座を返上してさらにその上であるフライ級制覇に挑戦。フライ級で2戦し、当時のWBC世界フライ級王者である八重樫東に挑戦して見事勝利を収めました。

八重樫東VSローマン・ゴンサレス - YouTube

出典:YouTube

ローマンゴンザレスの強さ6~無敗のまま4階級制覇を成し遂げた

ローマンゴンザレスの強さ6~無敗のまま4階級制覇を成し遂げた

ローマンゴンザレスはその圧倒的な強さからWBCフライ級を王座を4度防衛したあと、4階級制覇を目指してまたもや王座を返上しました。返上してから5ヶ月後の2014年9月にWBC世界スーパーフライ級王者であるカルロス・クアドラスに挑戦しました。

試合は判定までもつれ込むも「3-0」でローマンゴンザレスが勝利となり、ニカラグア出身のボクサーとして初めて4階級制覇を成し遂げました。

ローマンゴンザレスの負け試合は?

ローマンゴンザレスの負け試合は?

圧倒的な強さを見せたローマンゴンザレスですが、じつは無敗のまま4階級制覇を成し遂げた初防衛戦で負けてしまっています。その相手はタイのプロボクサーである「シーサケット・ソー・ルンヴィサイと」で、初黒星を喫したあとに再戦もしましたが、2度目の試合も負けてしまいました。

ちなみに敗戦後は母国の情勢不安によってビザが取得できなくなり、1年ほどボクシングから離れていました。

【現在のローマンゴンザレスの戦績】

・51戦49勝2敗(41KO)

ローマンゴンザレスと八重樫東、井上尚弥の対戦について

八重樫東が指名したことで2人の対戦が実現した

八重樫東が指名したことで2人の対戦が実現した

ローマンゴンザレスは2014年当時は無敗を誇っていて、すでに3階級制覇を目指しているところでした。ですが、そんな強さを誇る彼に多くの王者はビビっていたと言われています。

そんな中で当時のWBC世界フライ級王者である八重樫東は3度目の防衛を果たしたところで「次はロマゴンの挑戦を受けます」と発言したことで、2人の対戦は実現することになりました。

八重樫東はローマンゴンザレスを指名したことで称賛された

八重樫東はローマンゴンザレスを指名したことで称賛された

八重樫東は当時無敗のまま圧倒的強さを誇っていたローマンゴンザレスを相手に指名したことは多くのボクシングファンから称賛されたようです。当時のローマンゴンザレスは王者に君臨している者も敬遠したがるほどの存在だったようですが、八重樫東は「誰もやりたがらないときに手を挙げるのが一番オイシイ」と語り、多くのファンを魅了しました。

結果的には負けてしまいましたが、彼のプロボクサーとしての心の強さが垣間見えた瞬間でした。

こういうのは、誰もやりたがらないときに手を挙げるのが一番オイシイんですよ。ロマゴンが誰かに負けた後では意味がないし、衰えてきた頃に名乗り出るのもカッコ悪い。
八重樫東のプロフィール

八重樫東のプロフィール

名前:八重樫 東(やえがし あきら)
生年月日:1983年2月25日
出身地:岩手県
身長:162㎝
職業:プロボクサー

ローマンゴンザレスと井上尚弥の対戦は実現しなかった

ローマンゴンザレスと井上尚弥の対戦は実現しなかった

ローマンゴンザレスはアマチュア時代から圧倒的な強さを見せていましたが、日本の井上尚弥も同様にアマチュア時代から圧倒的な強さを見せ、現在でも日本のボクシング界を背負って立つ存在となっています。そんな2人は階級も近いことから多くのファンから対戦が熱望されていましたが、実際に対戦が実現することはありませんでした。ちなみに井上尚弥陣営は彼との対戦を目標に練習を積んでいた時期があるそうです。

ローマンゴンザレスと井上尚弥は良好な関係

ローマンゴンザレスと井上尚弥は良好な関係

ローマンゴンザレスと井上尚弥は試合こそ実現しなかったものの2019年12月には2ショットを披露してファンを喜ばせました。これはローマンゴンザレスの試合後の様子で、井上尚弥は彼の試合を観戦していたようです。

また、ローマンゴンザレスも彼と彼の所属ジムを尊敬しているようで、すでに全盛期は過ぎているかもしれませんが、2人の対戦が今後見られる可能性はあるかもしれません。

井上尚弥のプロフィール

井上尚弥のプロフィール

名前:井上 尚弥(いのうえ なおや)
生年月日:1993年4月10日
出身地:神奈川県
身長:165㎝
職業:プロボクサー

ローマンゴンザレスの強さと戦績についてまとめ

・ローマンゴンザレスはアマチュア時代は87戦全勝しており、プロデビュー後も連勝し続け無敗のまま4階級制覇を成し遂げたが防衛戦で初黒星を喫した。

・WBC世界フライ級王者であった八重樫東は対戦相手にローマンゴンザレスを指名し敗れている。

・井上尚弥陣営はローマンゴンザレスとの対戦を目標に練習を積んでいた時期もあったが対戦は実現していない。

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