名前：アンドレア・ピルロ
生年月日：1979年5月19日
出身地：イタリア
職業：元サッカー選手、サッカー指導者

ピルロは往年のサッカーファンなら誰でも知っているイタリアを代表するサッカー選手で、イタリアのセリエAやイタリア代表として長年活躍しました。2015年からはアメリカのサッカーを盛り上げるためにアメリカの「ニューヨーク・シティ」でプレーしていて、2017年に現役を引退しました。

ピルロは現役時代にサッカー選手なら誰もが憧れる数多くのタイトルを獲得しています。彼が獲得したタイトルは「セリエAでのリーグ優勝6回」、「UEFAチャンピオンズリーグ優勝2回」、「FIFAクラブワールドカップ優勝1回」、さらに2006年のFIFAワールドカップでイタリア代表として優勝も経験。

個人としても「セリエA最優秀選手」を3回受賞し、「UEFAチャンピオンズリーグベストチーム」を1回受賞しています。

ピルロの身長は「177㎝」とサッカー選手としてはそこまで高身長というわけではありません。また、全盛期の頃の体重は「68㎏」と決して体格に恵まれていたわけではありませんが、サッカー選手としては素晴らしい功績を残しています。

プレシア：イタリア・セリエB（1995～1998年）

インテル・ミラノ：イタリア・セリエA（1998～2001年）

レッジーナ：イタリア・セリエA（1999～2000年）

プレシア：イタリア・セリエB（2001年）

ミラン：イタリア・セリエA(2001～2011年)

ユヴェントス：イタリア・セリエA（2011～2015年）

ニューヨーク・シティFC：アメリカ・MLS（2015～2017年）

ピルロのプレースタイルで絶対に外せないのが「フリーキック」で、彼のフリーキックは非常に正確なことで知られています。彼のフリーキックはこれまでに数多くのチャンスを作り出し、直接ゴールも何度もあります。

無回転のようなフリーキックからカーブやゴール前での落下など、その卓越した技術は世界中から称賛されました。

ピルロを語る上で外せないのが「パス」です。彼はフリーキックからもわかるように非常に正確なボールコントロールが持ち味で、その卓越したボールコントロールからパスも多くの称賛を集めています。

彼のパスはいつも正確で、なんとその成功率は「95％」を超えるそうです。

ピルロはその卓越したボールコントロールからフリーキックやパスが称賛あれていますが、「戦術眼」についても高い評価を獲得しています。彼は非常に素晴らしい戦術眼の持ち主で、どのようにして前にボールを運べば一番効果が高いのかを知っています。過去には彼の素晴らしいゲームメーク動画がTwitterで大反響を呼び、多くのサッカーファンから「天才だ」と称されました。

ピルロは現役を引退したあとはサッカー指導者となり、2020年8月からセリエAのトップチームである「ユヴェントス」で監督に就任しました。これについては自身のTwitterでも「光栄だ」と語っていました。現在は新型コロナウイルスの影響もあることからクラブやリーグの活動がどうなるのかはわかりませんが、これから指導者としての活躍にも期待が集まります。

ピルロは2020年8月に古巣ユヴェントスで監督に就任して話題になりましたが、彼はその9日にユヴェントスのU-23に就任したばかりでした。ですが、ユヴェントスで監督をしていた「マウリツィオ・サッリ」が解任されてしまったことで急遽ピルロが同クラブの監督を務めることになったそうです。