ハイランダー症候群とは老化しない病気

映画『エスター』の主人公はハイランダー症候群

映画『エスター』の主人公はハイランダー症候群

我が子を亡くした若い夫婦が、孤児院からエスターという9歳の女の子を養女に迎え入れるところから、恐ろしいできごとが始まるホラー映画『エスター』。

この作品のエンディングで、エスターは実年齢が33歳の発育不全の病気を持っていたことがわかります。

ハイランダー症候群とは、まさにエスターのような人間のことを表しています。実際にエスターを演じていたイザベル・ファーマンさんは、エスター撮影当時12歳だったということで、ちょっと安心しました。

ある程度まで成長すると老化現象が止まる病気

ある程度まで成長すると老化現象が止まる病気

このように、ある程度まで成長すると老化現象が見られなくなって、老化現象が止まった時点の若さをずっと保ち続けるというのがハイランダー症候群です。

その症状が現れる時期には個人差があるということ。

韓国にもハイランダー症候群の男性がいた

韓国にもハイランダー症候群の男性がいた

こちらの例は実際に存在する方のようで、韓国出身のシン・ヒョミョンさんという男性です。10歳から12歳の少年のように見えるかもしれませんが、実際は26歳の男性ということ。

ひげがなく子供のような声に、かわいらしいぽっちゃりした外見の彼には、思春期に達したような兆候がありません。そんな彼もハイランダー症候群の病気を持っているようです。

身分証明書には1989年生まれと記載

身分証明書には1989年生まれと記載

ハイランダー症候群は成長を遅らせるだけでなく、体の老化が止まる病気。彼の身分証明書によりますと、生年月日は1989年と記載してあります。ナイトクラブに行ったり自分の車を運転したりできるほどの年齢のシンさんは、スカーレット・ヨハンソンの大ファンということです。

彼女もいる

彼女もいる

彼は年相応に見せるために、いくつかの変身テクニックを試しましたが、効果はありませんでした。さらに、身体的にはとても健康で、他に病気の兆候もないそうです。

彼女もいるらしく、デートも楽しんでいるようです。これが本当にハイランダー症候群という病気なのかはわかりませんが、本当だとしたら凄いことですね。

ハイランダー症候群の寿命はどれぐらい?

成長を阻害する似たような病気は実在する

成長を阻害する似たような病気は実在する

ハイランダー症候群のように、成長を阻害する似たような遺伝子の病気は何例か実在します。

ハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群は生後6ヶ月から2歳くらいの間に発症する、小人症様(こびとしょうよう)と呼ばれる病気で、低身長や成長遅滞が現われます。

ハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群の例

ハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群の例

症状としては、頭が大きくなり水頭症のような顔立ち、髪の毛が生えない状態、歯牙の形成不良、強皮症のような皮膚、尖った鼻や尖った顎など、ハイランダー症候群と言われる症状とは程遠いものです。

体の老化が早いため、平均寿命は13歳ほどで、成人前には死亡する確率が高いのです。

ハイランダー症候群の寿命は短いのでは?

ハイランダー症候群の寿命は短いのでは?

ハイランダー症候群の場合は、ただ老化現象がないというだけの症状のようですが、遺伝子疾患の1つだとすれば何らかの起因する病気があり、短命だと言えるかもしれませんね。

ハイランダー症候群の元となったのは「Sammy」という女の子

「Sammy」と呼ばれる少女はハイランダー症候群?

「Sammy」と呼ばれる少女はハイランダー症候群?

ハイランダー症候群と画像検索すると、「Sammy」という名前でこの少女の画像がいくつか出てきます。そして出てきた写真がこれ。

どう見ても10歳前後の少女としか思えませんが、22歳だということ。しかし、この話には裏があったのです。

この少女はどこの誰?

この少女はどこの誰?

一体この少女はどこの誰なのでしょうか。そして、画像の背景がとても狭い場所に見えます。周りを段ボールで囲っているような感じですね。

「Sammy」は犯罪の犠牲者なのでは?

「Sammy」は犯罪の犠牲者なのでは?

ドラマに出てくる児童ポルノの犯罪現場のような雰囲気が漂っていると感じてしまいますが、実際にこの「Sammy」と呼ばれる少女もその犠牲者なのでしょうか。

少女がハイランダー症候群と言われる経緯

少女がハイランダー症候群と言われる経緯

推測はここまでにして、この少女がハイランダー症候群ではないかと言われるようになった経緯を辿っていきます。

Sammyという少女がタバコを持った写真で大人だと推測

Sammyという少女がタバコを持った写真で大人だと推測

実は、この少女がたばこを持ったリ吸ったりしている写真がありました。(倫理上の観点から画像は存在するものの、掲載は差し控えさせていただきます。)そのことから少女が本当は大人で、ハイランダー症候群だと説明が付けられたそうです。

少女はハイランダー症候群ではない

少女はハイランダー症候群ではない

要するに、たばこを持った少女の写真が「ハイランダー症候群」として説明するために都合が良かったのではないかということです。

この少女は実際には普通の少女で、ハイランダー症候群ではありませんでした。

この写真が撮られたのはかなり前のことで、今現在この少女がどこでどうしているのかはわかっていませんでした。

もしも犯罪に関わっていたならば、犯人が逮捕されて無事であることを祈るばかりです。

ハイランダー症候群の日本人にはどんな人がいる?

荒木飛呂彦

プロフィール

プロフィール

生年月日:1960年6月7日
出身地:宮城県仙台市
職業:漫画家
活動期間:1980年~
代表作:『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ
受賞
1980年:第20回手塚賞準入選 ※荒木利之名義
2006年:日本のメディア芸術100選マンガ部門(『ジョジョの奇妙な冒険』)
2013年:第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞(『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』)
2019年:芸術選奨文部科学大臣賞メディア芸術部門(『荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋』)

1980年に『武装ポーカー』で漫画家デビュー

1980年に『武装ポーカー』で漫画家デビュー

1960年に宮城県仙台市で生まれ、東北学院榴ケ岡高等学校、仙台デザイン専門学校、宮城教育大学(中退)を経て、1980年に『武装ポーカー』で漫画家としてデビューしました。

『ジョジョの奇妙な冒険』を1億2000万部以上を売り上げる

『ジョジョの奇妙な冒険』を1億2000万部以上を売り上げる

少年ジャンプに1987年1・2合併号から連載を開始した『ジョジョの奇妙な冒険』が、世界的大ヒット作となり、1億2000万部以上を売り上げます。

老けない、若返っている、ハイランダー症候群か

老けない、若返っている、ハイランダー症候群か

そんな荒木飛呂彦さんは、2024年現在63歳となりますが、老けない、若返っていると話題になっています。そんなことから、彼はハイランダー症候群ではないかと言われているのです。

ジムでのトレーニングや水泳を欠かさずやっている

ジムでのトレーニングや水泳を欠かさずやっている

実際に荒木飛呂彦さんはどうしてそんなに若く見えるのでしょうか。彼自身が語ったところによりますと、体力維持のため50歳を過ぎてもジムでのトレーニングや水泳を欠かさず行っており、ご飯はひとめぼれを食べるそうです。

野菜中心の食生活

野菜中心の食生活

他にも、朝食には自分で作った野菜ジュースを飲む、昼食は野菜を中心とした食事をしている、夕食は食べない、休日は趣味に没頭してストレスを溜めないなどがあります。

独自の健康法として冷水シャワーも浴びた

独自の健康法として冷水シャワーも浴びた

また独自の健康法として、冬でも冷水のシャワーを浴びるということでしたが、心臓への負担が心配で今はやっていないと述べていました。

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