ジョン・タイターが今、注目を集めている理由

ロシアの核攻撃によりアメリカが壊滅し、アメリカの抑止がなくなった中国が台頭。ヨーロッパをはじめアジア諸国に次々と侵攻をかけ、元々領土問題を抱えていた台湾や日本も強制併合されてしまう…

世界が第三次世界大戦に至る近未来を、実は、2000年の時点で予言した人物がいるんですよね。

それが今回注目するジョン・タイターで、彼は、ある任務を帯びて2036年から、タイムマシンに乗ってやって来たという自称「未来人」です。

そこで今回、ジョン・タイターがこの世界にやってきた理由や、残していった恐るべき予言の一覧。さらに、ジョン・タイターが果たして本当に未来人なのかについての検証結果についてまとめてみました。

ジョン・タイターは第三次世界大戦後の2036年からやってきた未来人

ジョン・タイターのプロフィール

ジョン・タイター(John Titor)

ジョン・タイター(John Titor)

生誕: 1998年
国籍: アメリカ合衆国
出身地: フロリダ州タンパ市
出身大学: フロリダ大学
職業: アメリカ連邦軍兵士
肩書: タイムトラベラー

ジョン・タイターは、2000年に突如としてアメリカのネット掲示板に現れ、2036年の未来からタイムマシンに乗ってやって来たという、自称タイムトラベラーのアメリカ人男性です。

2001年3月24日の投稿を最後に、元の世界に戻るまで、数々の予言…厳密には、ジョン・タイターがいた世界の驚くべき状況について、ネット掲示板に投稿したことで当時大変な話題になりました。

ジョン・タイターが元々いた2036年ってどんな世界?

ジョン・タイターによると、彼が元いた世界は、我々が暮らすこの世界とは微妙に異なる“パラレルワールド”であり、2036年の未来のこととは言え、厳密に言えば“予言”ではないと言います。

それを踏まえた上で、ジョン・タイターが元いた世界が辿った歴史について、実は諸説あるのですが、今回はその最大公約数的なものをまとめてみたいと思います。

① いわゆるコンピュータの「2000年問題」により、社会的混乱や災害が発生し、それが後にアメリカ合衆国を二分する内戦の火種となる。

② その後、アメリカ合衆国の都市部で急激に警察国家化が進み、都市部と地方部の分断が深刻化し、2005年には遂に内戦状態に突入する。

③ アメリカ合衆国は、この内戦が原因となり2011年に解体され、翌2012年にアメリカ連邦帝国が建国される。

④ 2015年にロシア連邦がアメリカにくすぶっていた反乱部隊を支援するという名目で、アメリカに核爆弾を投下したことがきっかけとなり核戦争に突入。ロシアはヨーロッパ諸国にも核攻撃を開始し、第三次世界大戦へと発展する。

⑤この第三次世界大戦は、2017年にロシア連邦の勝利という形で終結するが、世界中で30億人もの犠牲者が出るとともに、核戦争による環境汚染が深刻な問題になっており、飲み水の確保すら困難な状況に…。

人々は小さなコミュニティを形成し、農作物や家畜を自分たちで育み、自分たちで消費しながら細々と暮らしており、出生率は低く、平均寿命は60歳に満たないほど縮んでいるのだとか。

まるで映画「マッドマックス」さながらの世界のようです。

ジョン・タイターの予言を元にした戦争後の日本地図が話題に!

また、ジョン・タイターは日本に関する「予言」もしています。

まず、2008年には日本において関東大震災が発生し、これが世界恐慌の引き金になったそうです。

さらに、2011年のアメリカ合衆国の解体により“歯止め”がなくなった中国は、2015年にロシア連邦が始めた第三次世界大戦の混乱に乗じて近隣諸国に侵攻を開始。

元々自国の一部と主張してきた台湾、そして古くから尖閣諸島を巡って対立してきた日本はもちろん、韓国にも攻撃を仕掛けるのですが、アメリカの後ろ盾が無くなったこれらの国と地域は、はたちまち強制併合されてしまうことに…。

そして、2019年には、そんなジョン・タイターの予言を元にして、戦争後である2020年時点での日本の占有状況を示した日本地図がネット上で話題になっています。それがこちら。

ジョン・タイターが予言した2020年時点の日本

ジョン・タイターが予言した2020年時点の日本

福島県を中心として赤く塗り潰され、「政府管理区域」と表示された区域は、恐らく2008年に発生した関東大震災により、福島原発の原子炉が破損したことによる放射能汚染で立ち入りが禁じられた区域だと思われます。

そして、この区域を挟んで、北は「蝦夷共和国」、西は「新大和皇国」の3つに分断されてしまうと言う、なんとも恐ろしい予言なんですよね。

ちなみに、この時点での日本の首都は現在の岡山県にあり、「岡京」と呼ばれているのだとか。

実は岡山県は地震大国日本の中でも地震が少ないことで知られる地域で、かねてより「地質学的には首都を岡山に移転すべき」との議論があったと言います。

果たしてジョン・タイターが、このことを知っていたのかどうかは不明ですが、一定の信憑性はあると言えるのかも知れません。

ジョン・タイターが未来からやってきた目的は?

2000年に突如としてアメリカのネット掲示板に登場し、自身を“2036年からきた未来人”と称したジョン・タイターは、この世界にタイムトラベルをしてきた理由についても、具体的に語っています。

ジョン・タイターが書き込んだチャット掲示板

ジョン・タイターが書き込んだチャット掲示板

「TimeTravel_0」というIDがジョン・タイターの書き込みです。

ジョン・タイターによると、彼が元いた2036年の世界では、世界各地が第三次世界大戦によって壊滅的な状態にあるだけでなく、「2038年問題」というコンピュータに関わる大きな問題が目前に迫っている状況にありました。

ちなみに、「2038年問題」とは…

2038年問題とは、西暦2038年のある瞬間を境に一部のコンピュータシステムが誤作動する可能性がある問題。古い設計のシステムが採用している日付と時刻の標準データ形式が定義上の上限値を超えてしまうために起きる。

我々が暮らすこの世界でも、2000年になった瞬間にコンピュータが一斉に誤作動を起こす可能性が指摘され、社会不安を煽った「2000年問題」がありましたが、結局は大した影響が出ることもなく無事にやり過ごしています。

しかし、ジョン・タイターの世界線では、その「2000年問題」がきっかけとなって、社会的混乱や災害等が発生し、それが後にアメリカを二分する内戦の火種となり、最終的には第三次世界大戦にまで結びついているんですよね。

彼らにとってみれば、「2038年問題」は決してないがしろにはできない、非常に深刻な問題だったはずです。

その後の研究の結果、この「2038年問題」は、1975年に開発されたIBM製のデスクトップパソコン「IBM5100」に秘密裏に組み込まれた、ある“隠し機能”を使うことで解決できることが判明するのですが…

残念ながら、ジョン・タイターが元いた2036年には、この「IBM5100」が1台も残っていなかったのだとか。まぁ、それが歴史的に意味のある機種で、博物館にでも展示されていない限り、60年以上も昔の型落ちパソコンが残っていることなんて考えられませんからね。

幸い、2036年の世界では既にタイムマシンが実用化されており、この「IBM5100」の開発に祖父が関わっていたという関係性から、ジョン・タイターがタイムマシンを使って1975年にタイムスリップし、同機を回収するという重要な任務を託されたそうです。

ちなみに、「IBM5100」にそういった“隠し機能”があったことは公表されておらず、IBM内でも開発に携わったごくごく限られた者しか知り得ない情報だったそうです。

IBM5100

IBM5100

実際、2004年に行われた雑誌のインタビューの中で、「IBM5100」の開発者の1人が、「なぜ約30年も前の極秘情報を、ジョン・タイターが知っているのか!」と驚愕したとも…。

そして、ジョン・タイターがそのことを知っていたという事実は、彼が未来人であることの信憑性を大いに増したことは言うまでもありません。

さらに、ジョン・タイターが、多くのネット民に「本物の未来人なのでは?」と思わせた大きな要因は、彼がネット掲示板で語った、タイムマシンやタイムトラベルに関する設定の緻密さにあると言われています。

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