マリーアントワネットについて紹介

プロフィール

プロフィール

全名:マリー=アントワネット=ジョゼフ=ジャンヌ・ド・アプスブール=ロレーヌ・ドートリシュ
在位:1774年5月10日~1792年9月21日
生年月日:1755年11月2日
出身地:神聖ローマ帝国、オーストリア大公国、ホーフブルク宮殿
没年月日:1793年10月16日(37歳没)
没地:フランス共和国、パリ、革命広場
配偶者:ルイ16世
子供:マリー・テレーズ、ルイ=ジョゼフ、ルイ・シャルル、ソフィー
両親:フランツ1世、マリア・テレジア

出生から結婚まで

出生から結婚まで

マリーアントワネットは、オーストリア女大公マリア・テレジアと神聖ローマ皇帝フランツ1世の11女として生まれました。フランスとの同盟を深めようとした母親のマリア・テレジアにより、フランス国王ルイ15世の孫であるルイ・オーギュスト(後のルイ16世)と政略結婚させられました。

しかし1763年頃、ルイ・オーギュストの父で王太子ルイ・フェルディナンと母マリー=ジョゼフ・ド・サクスはこの結婚に反対していたということ。

2年後の1765年にルイ・フェルディナンが死去したのに伴い、1969年に婚約に至り1770年、マリーアントワネットが14歳、ルイが16歳の時に晴れて結婚の議を執り行いました。

結婚に伴い「マリーアントワネット」となる

結婚に伴い「マリーアントワネット」となる

王太子となったルイ・オーギュストと、ヴェルサイユ宮殿で結婚式を執り行い、フランス王太子妃マリーアントワネットと呼ばれることとなっています。

夫婦仲は良くなかった

夫婦仲は良くなかった

マリーアントワネットとルイの夫婦仲は芳しくなく、2人の部屋を繋ぐ秘密の通路が設けられていましたが、殆ど使われることがなかったそうです。

結婚7年目で子供を授かる

結婚7年目で子供を授かる

また、ルイは先天的な性的不能者であったため、その治療を受け、若くして結婚した2人は子供の作り方を知らなかったため、義兄のヨーゼフ2世より子作りの仕儀を授けられたということ。

その甲斐あって、結婚7年目にして長女マリー・テレーズを懐妊、その後1781年に長男ルイ・ジョゼフ、1785年に次男ルイ・シャルル(後のルイ17世)、1786年に次女ソフィーが次々と誕生しました。

そんなマリーアントワネットですが、1774年にルイ16世の即位によってフランス王妃となった時には、古くからあるヴェルサイユ習慣や儀式を簡素化させるなどの改革を行っています。

しかし、この改革がまわりに反感を植え付けていたと言われています。更に、子供が授かるまでのアントワネットは、一般庶民が貧しい生活を強いられる中、「絶対君主制」という名の基に贅沢三昧な生活を送っており、フランス革命勃発後にギロチン刑に処されます。

マリーアントワネットは宮廷のファッションリーダーだった

影響を与えたローズ・ベルタン

影響を与えたローズ・ベルタン

14歳でルイの基に嫁いだマリーアントワネットでしたが、まだ少女であったことや、ルイとの仲が冷え切っていたこともあり、宮廷での生活がかなりの負担になっていたようです。

また、マリーアントワネットがとてもお洒落だったこともあり、宮廷生活のストレスをファッションで解消し、贅の限りを尽くしていたようです。当時の貴族は奇抜なヘアースタイルを挙ってしており、マリーアントワネットが王妃となった時には、当時新進気鋭のファッション・デザイナー、ローズ・ベルタンがマリーアントワネットのファッションを一手に手掛けることとなります。

ヨーロッパ貴族のファッションリーダーに

ヨーロッパ貴族のファッションリーダーに

その影響から、フランス貴族だけでなくスペインやポルトガル、ロシアの上流階級の女性たちにもベルタンのファッションが流行りだし、マリーアントワネットはヨーロッパ宮廷のファッションリーダーとなりました。

王妃の部屋でマリーアントワネットとローズ・ベルタンは、部屋にこもって1日中新しいヘアースタイルやドレスを考え出します。2人がオートクチュールの先駆けとなったのは確かなようです。

特にマリーアントワネットを象徴する髪型ですが、顔の長さの1.5倍という高さの髪型でした。飾りも草木や船盛りのような形で徐々にエスカレートしていったということ。その呼び名は「庭ヘアー」や「船盛りヘアー」と言われていたようです。

身長は154センチだった

身長は154センチだった

マリーアントワネットの身長は154センチだったそうです。絶世の美女ではなかったようで、瓜実型の輪郭に少し鷲鼻のような鼻、顎がぽってりとし下唇が少々厚い「ハプスブルク家の下唇」と言われる特徴がありました。

美形ではなかったようですが、立ち居振る舞いが優雅で肌が透き通るように白く、これぞ王妃にふさわしい美しさと言われていました。

王妃御用達の画家であるルブラン夫人は、「顔つきは整っていなかったが、肌は輝かんばかりで、すきとおって一点の曇りもなかった。思い通りの効果を出す絵の具が私にはなかった」と述べていたとか。

マリーアントワネットの靴が競売に!

4万3750ユーロ(約540万円)で落札

4万3750ユーロ(約540万円)で落札

2020年11月16日、マリーアントワネットが所有していたシルクとヤギ皮製の白い靴が競売にかけられ、4万3750ユーロ(約540万円)で落札されたことを競売会社が明らかにしました。

落札者は匿名

落札者は匿名

靴のかかと部分にはマリーアントワネットと記されています。

落札者は匿名ということ。

マリーアントワネットの本物のドレスを再現

兵庫県立美術館で「マリーアントワネット物語展」が開催された時の、実際のドレスを再現した物を紹介していきます。

盛装用ドレス

盛装用ドレス

左右に大きく広がるパニエと前側が開いて2枚重ねのようなデザイン、背中に床まで届く箱ひだがあり、レースやリボンをふんだんに使うのが特徴です。胸元の大きなリボンは当時の流行りでした。

絵画の中にも上記のドレスをまとったマリーアントワネットが描かれていました。

舞踏会ドレス

舞踏会ドレス

黄金に輝く硬い生地に全面刺繍を施しています。

普段着用のシュミーズドレス

普段着用のシュミーズドレス

当時としては画期的なファッションとなる普段着用のシュミーズドレス。

ベルタンが考え出した、肌着として着用されていたモスリン生地や綿生地のシュミーズを、パニエを着用しないで着れる普段着にアレンジしました。

羊飼い用のドレス

羊飼い用のドレス

こちらも普段着用のドレスです。

イギリス風ドレス

イギリス風ドレス

品のあるブルーのドレス。ちょっと大人っぽく見えますね。

【まとめ】ギロチン処刑の時も1人白いベールに包まれた貴婦人だった

マリーアントワネットの身長やファッション、オークションにかけられた靴などを紹介してきました。ギロチン台に向かうマリーアントワネットですが、死に直面してもなお、シミ一つない真っ白なシュミーズドレスに身を包んで、神々しく輝いていたと言います。

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