アガサ・クリスティーのプロフィール

プロフィール

プロフィール

名前:アガサ・クリスティー
生年月日:1890年9月15日
出身地:イギリス・デヴォン州トーキー
職業:推理作家
没年月日:1976年1月12日

アガサ・クリスティーの生い立ち

3人兄弟の末っ子として生まれる

3人兄弟の末っ子として生まれる

アガサ・クリスティーさんは実業家ではあるものの商才に乏しかった父親と、少し変わりものの母親のもと、3人兄弟の末っ子としてイギリス南西部のデヴォンシャーに生まれたのです。

しかし兄も姉も10歳くらい年が離れていたため家を出ており、幼少期を一緒に過ごすことはなかったのです。

母の変わったポリシーから学校へ通わせて貰えず

母の変わったポリシーから学校へ通わせて貰えず

そんなアガサ・クリスティーさんは、兄や姉のように正規の学校へ通うことを母親から禁じられると、独学で家で勉強をしたのです。

そして『7歳になるまでは字が書けない方が良い』という母親の独特の教育観により字を教えて貰えなかったアガサ・クリスティーさんは、父がこっそり手紙を書く手伝いをさせてくれるまで満足に字も書けず、その後もほぼ独学で文字を習得したのです。

アガサ・クリスティーの若い頃!結婚や旦那と子供も紹介

こうして文字もまともに書けずに少女期まで過ごしたアガサ・クリスティーさん。ここではアガサ・クリスティーさんの若い頃や結婚した旦那や子供についてご紹介します。

缶詰状態から解放されたアガサ・クリスティー

友達も出来なかった

友達も出来なかった

こうして変わり者の母親により学校へも行かず家に缶詰状態だったアガサ・クリスティーさんは、同年代の友達は勿論できず使用人と遊んだり、空想上の友人と一人遊びをしたりして過ごし、内気な少女に育っていったのです。

その一方、アガサ・クリスティーさんは父の書斎で様々な書籍を読みふけて過ごし、様々な事象に対する幅広い知識を得て、教養を深めていったのです。

10歳頃にパリに引っ越し、学校へ

10歳頃にパリに引っ越し、学校へ

しかし10歳頃に一家でパリへ引っ越したアガサ・クリスティーさんは、やはり普通の学校へは通わせて貰えませんでしたが、礼儀作法や料理、芸術などを学ぶフィニッシングスクールへ通ったのです。

父の死をきっかけに本格的に小説を書き始める

父の死をきっかけに本格的に小説を書き始める

そしてスクールで小説を書き始めたアガサ・クリスティーさんは、1901年の父親の死をきっかけに本格的に小説を書き始めると、その後姉からミステリーなんて書けるわけがないと揶揄され、さらに本気で取り組んだのです。

結婚・出産を経て、小説家としてブレイク

1909年、『砂の雪』を書き上げる

1909年、『砂の雪』を書き上げる

そんなアガサ・クリスティーさんは1909年の19歳の時、初の長編小説『砂の雪』を書き上げると、出版社への採用には至らなかったものの、その後も作家イーデン・フィルポッツの指導を受け、作家としての活動を続けたのです。

1914年、1回目の結婚

1914年、1回目の結婚

その後、1914年の24歳の時にアーチボルド・クリスティ大尉と結婚したアガサ・クリスティーさんは、5年後の1919年には娘ロザリンド・ヒックスにも恵まれたのです。

病院に勤務し、毒薬の知識を習得

病院に勤務し、毒薬の知識を習得

こうして幸せな日々を送っていたアガサ・クリスティーさんは、第一次世界大戦中は推理小説のために病院に勤務し、毒薬の知識を習得したのです。

30歳で小説家デビュー

30歳で小説家デビュー

そしてミステリー『スタイルズ荘の怪事件』を執筆したアガサ・クリスティーさんは、原稿を出版社に送るも6社に断られたのです。

しかしそれでも諦めなかったアガサ・クリスティーさんは、7社目にしてようやく採用され、1920年に名探偵エルキュール・ポアロが登場する、エルキュール・ポアロシリーズ1作目となる『スタイルズ荘の怪事件』でデビューしたのです。

1926年、『アクロイド殺し』でベストセラー作家に

1926年、『アクロイド殺し』でベストセラー作家に

その後、1926年にエルキュール・ポアロシリーズの3作目となる『アクロイド殺し』を発表したアガサ・クリスティーさんは、大胆なトリックと意外な真犯人を巡ってフェアかアンフェアかの大論争がミステリーファンの間で巻き起こり、一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たしたのです。

そして同作は映画、テレビドラマ化され、日本では2018年に『黒井戸殺し』として舞台を昭和20年代の日本に置き換えた翻案作品でドラマ化されたのです。

成功するも謎の失踪事件を起こす

1926年、謎の失踪事件を起こす

1926年、謎の失踪事件を起こす

公私共に充実しているかに見えたアガサ・クリスティーさんですが、アクロイド殺しが大ヒットした同年に謎の失踪事件を起こしたのです。

そんなアガサ・クリスティーさんは当時、一人でドライブへ行くと言い残し自宅を出ると、彼女の車が乗り捨てられているのが発見され、社内には有効期限の切れた運転免許証と洋服が残されていたため、人気作家の失踪ということで瞬く間に表沙汰となり話題となったのです。

関連するまとめ

カーネル・サンダースの名言35選!格言ランキング【最新決定版】

日本でもお馴染みのケンタッキーフライドチキン創業者、カーネル・サンダースをご存知でしょうか? 「世界でもっと…

maru._.wanwan / 878 view

セオドア・ルーズベルトは何した?世界史上の功績・日本との関係と評価・死因まとめ

歴代のアメリカ大統領の中でも、今なお多くのアメリカ人から高く評価され、尊敬を集めているセオドア・ルーズベルト…

passpi / 3604 view

スターリンの死因と最期!暗殺説や死の真相まとめ

1924年1月から死去する1953年3月まで、29年間という長きに渡ってソビエト連邦の最高指導者として君臨し…

passpi / 1709 view

ライト兄弟の晩年と死因・子孫エピソードまとめ

飛行機の発明家として知られるライト兄弟について、晩年の活動が注目を集めています。また、ライト兄弟の死因と子孫…

cyann3 / 1163 view

カーネルサンダース像の呪いと現在!道頓堀川その後・日本に来日の回数・親日や反日も総ま…

1985年10月16日のセントラル・リーグでの阪神優勝の際、勢い余った阪神ファンがカーネル・サンダース像を道…

Mrsjunko / 968 view

カーネル・サンダースの子孫!結婚した嫁や子供・孫も総まとめ

ケンタッキーフライドチキンの生みの親であるカーネル・サンダース氏。そんな彼の結婚や嫁、子供・孫などの子孫やケ…

Mrsjunko / 4254 view

スターリン大粛清の理由はなぜ?死者や犠牲者の人数・当時の写真・その後や映画化を総まと…

旧ソ連の最高指導者ヨシフ・スターリン。当時「大粛清」と呼ばれる残虐行為を行っていて、その理由や犠牲者の人数に…

aquanaut369 / 2028 view

同じカテゴリーの記事

同じカテゴリーだから興味のある記事が見つかる!

ナポレオン・ボナパルトの名言ランキング48選【最新決定版】

フランス革命期の軍人・皇帝・革命家として知られるナポレオン・ボナパルトは、数々の名言を後世に残してきました。…

maru._.wanwan / 1323 view

ヨシフ・スターリンと岡田真澄が似てる!2人の関係も総まとめ

ソビエト連邦の最高指揮者として知られるヨシフ・スターリンですが、岡田真澄さんと似てると以前から話題になってい…

sumichel / 2297 view

カーネル・サンダースの晩年と死因・最期の言葉・エピソードまとめ

「ケンタッキーフライドチキン」のカーネル・サンダースさんについて、晩年に関する話題が挙がっています。また、カ…

cyann3 / 1294 view

ツタンカーメンの家系図と家族!父親と母親・結婚した嫁や子供・子孫を総まとめ

古代エジプト・ファラオの中でも最も人気が高いツタンカーメンですが、複雑な家系図としても知られています。 そ…

sumichel / 2227 view

カーネル・サンダースの子孫!結婚した嫁や子供・孫も総まとめ

ケンタッキーフライドチキンの生みの親であるカーネル・サンダース氏。そんな彼の結婚や嫁、子供・孫などの子孫やケ…

Mrsjunko / 4254 view

カーネル・サンダースの名言35選!格言ランキング【最新決定版】

日本でもお馴染みのケンタッキーフライドチキン創業者、カーネル・サンダースをご存知でしょうか? 「世界でもっと…

maru._.wanwan / 878 view

ハプスブルク家の顔の特徴は“あごのしゃくれ!カルロス2世やアインシュタイン稲田も総ま…

20世紀初頭までヨーロッパを支配したハプスブルク家ですが、王や王妃の顔の特徴として“あご”がしゃくれているこ…

sumichel / 1927 view

アクセスランキング

人気のあるまとめランキング

スポンサードリンク

"); } })(jQuery);