ヘレンケラーのプロフィール

プロフィール

プロフィール

名前:ヘレンケラー
生年月日:1880年6月27日
出身地:アメリカ・アラバマ州タスカンビア
職業:作家
没年月日:1968年6月1日

ヘレンケラーの経歴

裕福な家庭で生まれ、のびのびと育つ

裕福な家庭で生まれ、のびのびと育つ

両親共に名家の出身だったことから裕福な家庭でのびのびと育ったヘレンケラーさんは、生後半年で片言の言葉をしゃべり、1歳の時には歩けるようになっていたのです。

髄膜炎により三重苦に

髄膜炎により三重苦に

しかし1歳7か月の時に原因不明の高熱(現在では猩紅熱)に見舞われ髄膜炎を患ったヘレンケラーさんは、医師と家族の懸命な看病により一命は取り留めたものの、その後遺症で視力と聴力を失ってしまったのです。

そして視力と聴力を失ったヘレンケラーさんは、話すこともさえも困難になり『見えない、聞こえない、話せない』という三重苦に陥ると、両親からのしつけを受けることが出来ないため、相手と意思疎通ができなかったり思うようにいかないと癇癪を起こし、相手をぶったり物を壊したりと非常にわがままに育っていったのです。

アン・サリバンとの出会いが人生を変える

アン・サリバンとの出会いが人生を変える

そんな両親は彼女の行動にお手上げ状態でしたが、諦めずに調べ聴覚障害児の教育を研究していたアレクサンダー・グラハム・ベルを訪れると、彼の紹介でマサチューセッツ州ウォータータウンにあるパーキンス盲学校の校長マイケル・アナグノスを紹介され、手紙で家庭教師の派遣を要請したのです。

そしてヘレンケラーさんが7歳の時に同校を優秀な成績で卒業したアン・サリバン先生が家庭教師として派遣されると、彼女は自身の経験を元にヘレンケラーに教育を施していくのです。

サリバンの奮闘により、指文字や言葉を習得

サリバンの奮闘により、指文字や言葉を習得

そんなヘレンケラーはサリバン先生と出会った頃は気に入らないことがあると癇癪を起し、食事は手でほかの人のお皿から手づかみで食べるなどやりたい放題だったのです。

しかし家族をダイニングから追い出してまでもヘレンケラーに立ち向かい、食事のマナーを始め絵文字や言葉を教ると、彼女は3か月後には食事マナーを始め300もの言葉を覚えるまでに成長したのです。

そんなヘレンケラーと言えば、サリバン先生に井戸に連れて行かれ、水を触れた後に指文字で何度も『ウォーター(water)』と綴られたことで水を理解したことでも有名です。

サリバン先生と二人三脚で学問に励む

サリバン先生と二人三脚で学問に励む

そしてサリバン先生の努力が実り8歳から盲学校に通い始めたヘレンケラーは、生まれてはじめて自分と同年代の盲児と交流し生き甲斐を感じると、9歳でボストンのホレース・マン聾学校で発生法を学び声を発し、14歳の時にニューヨークのライト・ヒューマソン聾学校に入学しさらに発声法を学んだのです。

24歳で大学を卒業

24歳で大学を卒業

その後、1996年の16歳の時にケンブリッジ女学に入学するも、サリバン先生と校長アーサーの教育方針の違いにより同校を退学すると、2人でボストン南郊のレンサムに家を借り、1900年にラドクリフ・カレッジ(現・ハーバード大学)に入学したのです。

そんなヘレンケラーさんは大学でもサリバン先生が横につきサポートすると、2年後から『わたしの生涯』を執筆し作家活動をスタートさせたのです。

そして翌1903年に本を出版したヘレンケラーさんは、1904年の24歳の時に大学を卒業し文学士の称号を得たのです。

大学卒業後はアメリカ社会党に入党

大学卒業後はアメリカ社会党に入党

その後26歳でマサチューセッツ州盲人委員会の委員となったヘレンケラーさんは、アメリカ社会党に入党し多くの政治活動に参加する一方、作家としての活動も続けると、1918年の38歳の時に自叙伝を映画化した『救済』に出演し、1927年には『わたしの宗教』を出版するなど活躍したのです。

ヘレンケラーとサリバン先生の物語が映画化

ヘレンケラーとサリバン先生の物語が映画化

こうしてサリバン先生と二人三脚で歩んできたヘレンケラーさんは、2人の半生が『The Miracle Worker』として舞台化および映画化され、日本でも『奇跡の人』として何度も上演されています。

出典:YouTube

ヘレンケラーの晩年と死因

三重苦を抱えながらも好奇心と向上心でサリバン先生と困難を乗り越えたヘレンケラーさん。ここではヘレンケラーさんの晩年と死因をご紹介します。

サリバンの死をきっかけに訪日

サリバンの死をきっかけに訪日

ヘレンケラーさんは『私の宗教』以降も『中流』や『私の近頃の生活』、『夕暮の平和』や『われら信仰を持たん』など多くの本を出版したのです。

そんなヘレンケラーさんは1936年に半生を共にしたサリバンが死去すると、生前の『日本に行っておあげなさい』というサリバンの遺言通り、翌1937年に 岩橋武夫の要請を受け訪日し、3ヶ月半に渡り日本各地を訪問したのです。

そして1948年と1955年と3回訪日したヘレンケラーさんは、彼女の来日がきっかけで『盲人福祉法』が立案され、のちに『身体障害者福祉法』が制定されるなど日本の福祉制度に大きく貢献したのです。

こうして3度訪日したヘレンケラーさんは、ハチ公の大ファンで初来日した際に‟秋田犬が欲しい”と要望すると、秋田犬保存会から子犬カミカゼがプレゼントされるも渡米後2カ月で病死したため、1939年に改めてプレゼントされた成犬と長年一緒に暮らしたことでも知られています。

社会的活動によりFBIの要調査人物に

社会的活動によりFBIの要調査人物に

さらにヘレンケラーさんは福祉活動のみならず、人種差別や戦争の反対、そして第一次世界大戦の殺戮にも反対など社会的活動も多かったことから、FBIの要調査人物にも挙げられていたのです。

脳卒中により、外界との接触を断つ

脳卒中により、外界との接触を断つ

そんなヘレンケラーさんは75歳を過ぎても世界各国を訪問し活動していましたが、1961年の81歳の時に軽い脳卒中を患うと、徐々に外界との接触が減っていったのです。

1968年、ヘレンケラーが87歳で死去

1968年、ヘレンケラーが87歳で死去

そして1964年にアメリカ政府から大統領自由勲章が贈られたヘレンケラーさんでしたが、1968年6月1日にコネチカット州イーストンの自宅で死去しています。

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