ゼレンスキー大統領のプロフィール

ゼレンスキー大統領

ゼレンスキー大統領

フルネーム: ウォロディミル・オレクサンドロヴィチ・ゼレンスキー
英語表記: Volodymyr Oleksandrovych Zelenskyy
肩書: ウクライナ 第6代 大統領
任期 : 2019年5月20日 -
生誕 : 1978年1月25日
出生地: ソビエト連邦・ウクライナ・ウクライナ・ソビエト社会主義共和国クルイヴィーイ・リーフ
(現ドニプロペトローウシク州)
政党 : 無所属、国民の僕 (2018年 - )
出身校 : キエフ国立経済大学
前職 : 俳優、コメディアン
配偶者 : オレーナ・ゼレンシカ
宗教 : ユダヤ教

ゼレンスキー大統領を英雄視する一方で無能との声も…

2022年2月、ロシアによるウクライナ侵攻が始まって以来、首都キーウに留まり続け、連日のようにウクライナ国民には徹底抗戦を、西側諸国には協力を呼びかけているゼレンスキー大統領。

侵攻当初は、ロシア軍の圧倒的な軍事力により、ウクライナの首都キーウはものの3、4日で陥落し、2週間もあれば終結するだろう…などと言われていたようです。

ウクライナがこれほどまでに善戦している最大の要因は、やはり開戦後のゼレンスキー大統領の説得力ある行動と、国民はもちろん世界に対して訴えかける発信力によるところが大きいと言えましょう。

日本はもちろん世界各国の議会にオンラインで出席し、熱い演説を披露するゼレンスキー大統領には、惜しみない拍手喝采が贈られ、西側メディアはこぞって、彼をあたかも英雄かのように報じています。

しかし、その一方で、ゼレンスキー大統領は決して英雄ではなく、むしろ、彼こそが今回のロシアとの紛争を招いた張本人だとする声も少なくないんですよね。

実際、ゼレンスキー大統領がウクライナの大統領でなければ…彼があそこまで無能でなければ、プーチン大統領もウクライナへの侵攻という暴挙に出ることはなかったとも言われているようです。

特に日本で話題になったのは、開戦直後にゼレンスキー大統領の政治手腕を批判し、“無能な政治家”呼ばわりまでした舛添要一氏による次の発言でした。

ちなみに…舛添要一氏と言えば、税金を使って“海外視察”と称する豪勢な海外旅行を満喫し、家族との会食を楽しみ、趣味の絵画などをネットオークションで落札するなど…なんともセコい政治資金流用疑惑が発覚し、東京都知事の職を追われた人物です。

今、まさに命を賭して戦っているゼレンスキー大統領に対して、自身に浮上した数々の疑惑に対して説明責任すら果たさずに辞職した、“典型的な無能政治家”であるお前が言うな!と、大炎上したことは言うまでもありません。

ただ、よくよく調べてみると、どうやら舛添要一氏が言うことにも一理あるようなんですよね。

そこで今回、度重なる暗殺の危機にも瀕していたと言われているゼレンスキー大統領について、その支持率の推移に注目しつつ、彼が無能と言われる理由と、本当に無能なのかどうかについてまとめてみました。

ゼレンスキー大統領の支持率の推移に注目

背景には腐敗したウクライナの政治体質があった…

ソビエト連邦崩壊により、1991年に独立を果たしたウクライナですが、その後もソ連時代の腐敗した政治体質は変わらず、歴代の大統領や首相は私服を肥やすことばかりに熱心でした。

現在の、圧倒的な武力を誇るロシア軍と勇敢に戦う、愛国心溢れるウクライナ人の様子からは想像もできませんが、多くのウクライナ国民は、汚職がはびこる政治の世界に、もはや怒りを通り越して絶望すら感じていたと言います。

特に、若者たちの多くは、コミュニケーションに必須の英語を学び、就職に有利な高度なITや理系のスキルを身に付け、ウクライナを脱出して、外国で仕事をしたいと考えていたとも…。

ドラマの中から誕生した“ゼレンスキー大統領”

そんな中、政治家の汚職に怒る一介の教師がひょんなことから大統領に当選し、腐敗しきったウクライナの政治を国民目線で正して行く…という政治風刺ドラマ「国民の僕(しもべ)」が2015年~2019年にかけて放送され、大人気を博しました。

政治風刺ドラマ「国民の僕」

政治風刺ドラマ「国民の僕」

“予言ドラマ”とも噂されている、コメディアン時代にゼレンスキー氏が主演したドラマ

そして、このドラマに主演したのが、コメディアンとして活躍していたウォロディミル・ゼレンスキー氏だったんですよね。

やがて、ウクライナ国民の間に「彼ならこの国を何とかしてくれるかも知れない」なんて気運が高まり、その期待に応えるように、ゼレンスキー氏は、ドラマと同じ「国民の僕」という政党を作り、2019年のウクライナ大統領選挙に立候補。

汚職撲滅や経済再生などを公約に掲げたゼレンスキー氏は、第2回投票で実に73.2%の得票率で当選し、2019年5月20日、第6代ウクライナ大統領に就任しました。

リアル大統領に選ばれたゼレンスキー氏

リアル大統領に選ばれたゼレンスキー氏

就任当初、約80%あった支持率がたちまち20%台に急落

清廉潔白な大統領役を熱演した人気コメディアンから、なんと本物の大統領になってしまったゼレンスキー大統領。ウクライナ国民の期待を一身に背負い、就任当初の支持率は実に約8割にも及びました。

大統領就任式に臨むゼレンスキー大統領

大統領就任式に臨むゼレンスキー大統領

ところが、テレビドラマで魅せた胸のすくような腐敗政治の撲滅など、そう簡単にできるわけもなく、それどころか政治家としてはズブの素人だったゼレンスキー大統領は、内政でも外政でも失策が続いたんですよね。

国民の期待が大きかった分、落胆も大きかったようで、ゼレンスキー大統領の支持率はダダ下がりし、たちまち20%台にまで急落してしまうことに…。

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